中医協ウォッチ NO.106
≪診療報酬関連ニュース≫
中央社会保険医療協議会(中医協)をはじめとし、関連部会や分科会、経済財政諮問会議、財政制度等審議会などにおける診療報酬関連の審議内容を配信しています。
2021年12月22日審議
- 2022年度薬価制度改革の骨子を了承
中央社会保険医療協議会・総会は12月22日、次期薬価制度改革の骨子を了承した。市場拡大再算定で類似品の薬価も連座的に下がるルールの適用除外期間は、当初案の3年間から4年間に変更。長期収載品の薬価引き下げルールの厳格化なども盛り込んだ。 - オンライン診療について議論、要件緩和巡り意見の対立も
中央社会保険医療協議会・総会は12月22日、オンライン診療などについて議論した。最大の焦点である初診からのオンライン診療の解禁では、支払側が厚生労働省の改訂指針の内容に合わせた要件緩和を要望。診療側は要件緩和に慎重姿勢を示している。 - 2022年度の保険医療材料価格制度改革の骨子を了承
中央社会保険医療協議会・総会は12月22日、次期保険医療材料制度改革の骨子を了承。外国価格調整では、既収載品の再算定における外国平均価格の比較水準を原則1.25倍に引き下げることや、外国平均価格の算出方法の見直しを盛り込んだ。