中村十念の考えるヒント十ヵ条
Obelisk(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。
[MG10]No.25サンクコストを考えるヒント十ヵ条
(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 中村十念
1. 最近ダメ政策の押し付けが目に余る。代表的なものが子供給付金だ。
2.子供給付金は、18歳以下への10万円の緊急補助金である。子供救済という趣旨に反対する人はそんなにいないが、やり方でつまずいた。
3. 当初、多くの国民は現金で給付されるものと思っていた。ところが、自民党と公明党の協議で、半分の5万円はクーポン券で配布することに決まった。
4. 簡単に想像がつくように、クーポン配布となると時間とコストが半端でなくかかる。この時間は自治体が持ち、コストは国が持つ(事務委託)のだという。
5. これを知った自治体は大反発。国民も業者への給付金の事務委託の実態を知っていたので、これまた大反発。思わぬ自治体と住民の共闘となった。 ・・・
Obeliskのeアカデミアコースでは、マネジメントを”考えるためのヒント”を提供しています。三人寄れば文殊の知恵です。ここではその一部を公開しています。もしご興味がございましたら、是非Obeliskのeアカデミアコースへご加入ください。 |
(公開日 : 2022年01月06日)