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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年1月24日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。今週オミクロン感染ピークへ。
「自宅療養」の手順、わかりやすい真正面からの政府の説明を期待。
ブースター接種累計者数 1,944,232人。前日比わずかに16万人増。
インフルエンザ感染者数は累計459人(1月16日まで)※1/21厚労省発表。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 2020年度、コロナ禍で指導・監査件数、返還額が大幅減 <厚生労働省>
厚生労働省は1月13日、2020年度の「保険医療機関等の指導・監査等の実施状況」を公表した。個別指導は前年度比2,918件減の1,797件、担当官が実際に医療機関に赴き施設基準の適合状況をチェックする適時調査は、3,539件減のわずか5件にとどまった。不正等が疑われる場合に実施される監査も、9件減の5件だった。厚労省ではその理由として、コロナ感染拡大防止の観点から、指導・監査等の実施を見合わせたことを挙げている。またこれに伴い、返還金額も前年度から約49億1,000万円減の約59億6,000万円となった。保険医療機関の指定取消・取消相当の性分を受けた保険医療機関は19件で前年度比2件減。内訳は医科4件、歯科15件で、保険薬局は11年ぶりにゼロだった。保険医等は前年度比3人増の18人で、内訳は医科4人、歯科14人だった。
◎参考サイト:報道発表資料
- 重症喘息の追加維持療法の新薬を、米・FDAが承認 <アストラゼネカ>
アストラゼネカ株式会社は1月13日、アストラゼネカ英国本社と米のバイオテクノロジー企業アムジェン社が開発したTezspire(一般名:テゼペルマブ)が、成人および12歳以上の青年期の重症喘息患者の追加維持療法として、昨年12月、FDA・米国食品医薬局に承認されたと発表した。Tezspireは、上皮サイトカインであるTSLP(胸腺間質性リンパ球新生因子)を標的とした生物学的製剤。臨床試験全体において、喘息のフェノタイプや各種バイオマーカーでの数値を問わず、喘息の増悪を一貫して有意に抑制した。Tezspireは現在、EU、日本およびその他数カ国を含む世界中で薬事承認申請の審査中という。
◎参考サイト:プレスリリース 日本法人・英国本社
◎参考サイト:FDA:News & Events for Human Drugs
(公開日 : 2022年01月24日)