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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年2月9日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。毎日裂けてく高齢者のワクチンセーフティネット。
一日の死者数159人(ただし大阪の過去計上漏れ分を含む)。
直近のブースター接種累計者数8,294,804人。一日当たり82万人増。
一気に大増加、集計遅延か首相の鶴の一声か。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 後藤厚労相に抗原定性検査キットの供給を要請 <中川日医会長>
日本医師会の中川俊男会長は2月1日、後藤茂之厚生労働大臣とWEB会談を行い、抗原定性検査キットの診療・検査医療機関への最優先配分の重要性などを訴えた。冒頭、後藤厚労相は、オミクロン株による感染の急拡大から国民の命と健康を守るため、発熱外来の拡充、ワクチン3回目接種の前倒し、早期退院する患者の受け入れの促進への対応が急務であることを強調し、日医に協力を求めた。中川会長は、これらに理解を示す一方、抗原定性検査キットの診療・検査医療機関への最優先配分が必要であり、検査キットやワクチンの供給がなされれば、現場の医療機関は十分に遂行できると述べた。これに対し後藤厚労相は、抗原定性検査キットが一般薬局からの大量発注によって品薄となったことから、医療機関や自治体等へ優先配分する方針を明確にしたことや、ワクチンの追加購入の予定を報告するなど理解を求めた。
◎参考サイト:日医on-line
- 緊急避妊剤:ノボノルゲストレル錠の添付文書を改訂 <あすか製薬・富士製薬工業>
あすか製薬と富士製薬工業は2月3日、厚労省医薬・生活衛生局医薬安全課長名の通知に基づき、緊急避妊剤のレボノルゲストレル錠(商品名:ノルレボ錠1.5mg/レボノルゲストレル錠1.5mg「F」)の添付文書を改訂した。妊婦には投与しないとの記載は変わりないが、それに続く「妊娠初期・中期に投与した場合には、女性胎児の外性器の男性化又は男性胎児の女性化が起こることがある」との記載を、「すでに成立した妊娠には、本剤の有効性は期待できない」とし、同剤を使用したにもかかわらず妊娠に至った場合について海外の観察研究から、「児の奇形、流産等の発現割合は、非投与の場合と比較して差は認められなかったとの報告がある」に変更した。また、その他の注意として「緊急避妊に使用した場合の報告ではないが、他の黄体ホルモン製剤を使用した妊婦からの出生児において外性器以上の報告がある」と記載した。
◎参考サイト:「使用上の注意」改訂のお知らせ
あすか製薬:ノルレボ錠1.5mg【PDF】/富士製薬工業:ノボノルゲストレル錠1.5mg「F」【PDF】
◎参考サイト:厚労省医薬・生活衛生局医薬安全課長 「使用上の注意」の改訂について【PDF】
(公開日 : 2022年02月09日)