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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年2月17日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。厚労省専門家組織 コロナ第6波ピークアウトの観測発表。
一方で、政府はブースター接種用のワクチン配送計画発表。5月末完了予定と。認識度の差大きく。
ブースター接種 一日当たり接種者数104万人と好調。累計者数は14,075,474人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 緊急事態宣言、まん防下での臨時医療施設等への看護師派遣、補助上限を引き上げ <厚生労働省>
厚生労働省は2月8日、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(医療分)に関する事務連絡を発出、DMAT・DPAT等医療チーム派遣事業の拡充について示した。拡充されたのは、臨時の医療施設、健康管理を強化した宿泊療養施設、高齢者施設に看護職員を派遣する場合。1人1時間当たりの経費を、従来の5,520円から8,280円と1.5倍に引き上げた。新たな額は、1月9日以降に遡り適用されるが、緊急事態宣言またはまん延防止等重点措置が実施されている都道府県での特例となる。
◎参考サイト:令和3年度新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(医療分)の実施に当たっての取扱いについて【PDF】
- レセプト審査基準の「一般的な取扱い」、9事例を公表 <社会保険診療報酬支払基金>
社会保険診療報酬支払基金は2月1日、「支払基金における審査の一般的な取扱い(医科)」を公表した。支払基金では2017年から、レセプト審査の統一した基準を取りまとめ、関係団体と調整済みの事例を公表している。8回目の公表となる今回は、9事例(投薬2、手術1、麻酔1、検査3、画像診断1、病理診断1)が示され、うち2事例は算定を認め、7事例は認められないとした。たとえば投薬では、1型糖尿病に対するグルファスト錠の投与を「原則として認められない」とし、その根拠として、添付文書において、効果・効能が2型糖尿病であると明記され、禁忌欄に1型糖尿病の患者には投与しないとの記載があることを挙げた。加えてグルファスト錠は、膵β細胞のスルホニル尿素受容体と結合することでインスリン分泌を促進するが、1型糖尿病では膵β細胞の破壊が進んでおり、インスリン分泌が枯渇状態にあるため、その投与効果は期待できないことも指摘している。
◎参考サイト:支払基金における審査の一般的な取扱い(医科)(第8回)【PDF】
(公開日 : 2022年02月17日)