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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年3月9日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。コロナ死者数248人と急増。
この10日間で2番目の多さ。上下動激しく着地点見えず。
一日当たりブースター接種者数は125万人。累計者数は32,749,794人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- COVID-19診療の手引き第7.0版を公表<厚生労働省>
厚生労働省は2月28日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第7.0版」を公表した。先般、新たに承認されたパキロビットパック(一般名:ニルマトレルビル/リトナビル)について、併用禁忌・併用注意となる薬剤がきわめて多いこと、オミクロン株の感染が急増している中で臨床像のみで感染を判断するポイントなどを、改めて整理した。ベータ株・デルタ株と比較したオミクロン株の特徴も指摘。ウイルス曝露から発症までの期間が短い(中央値2.9日、99%が10日以内に発症)、上気道でウイルスが増殖しやすく感冒様症状(鼻汁、頭痛、倦怠感、咽頭痛)が多い、嗅覚・味覚障害の頻度と重症患者の割合が低い、3回目接種による重症化防止効果が高い――などを列挙している。
◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第7.0版【PDF】
- オミクロン株、上気道狭窄の危険性を呼びかけ <日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会>
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は3月2日、会員に向けて「新型コロナウイルス感染症(オミクロン株)による上気道狭窄への注意喚起」を発表した。同学会は、オミクロン株について、感染すると咽頭痛や鼻汁,鼻閉などの上気道炎症状が強いという特徴があるとしたうえで、「喉頭、気管の発赤や腫脹」「白苔など高度な炎症」「急性喉頭蓋炎、喉頭浮腫」「急性声門下喉頭炎により上気道狭窄を呈して気道確保を要した症例」など、会員から寄せられた診療情報を紹介した。
◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症(オミクロン株)による上気道狭窄への注意喚起【PDF】
(公開日 : 2022年03月09日)