オベリスク F/U
会員制倶楽部オベリスク フォローアップ
≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年3月14日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。日本医師会、ウクライナ支援金1億円を世界医師会に拠出。
日本の直近一日当たりブースター接種人数92万人。累計人数は35,784,905人。接種率28.3%。
インフルエンザ感染者数は累計735人(3月6日まで)※3/11厚労省発表。
———————————————————–
◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 産後におけるオンライン診療の有用性に関する臨床研究を開始 <日本産婦人科医会・埼玉県産婦人科学会>
日本産婦人科医会と埼玉県産婦人科医会は3月2日、株式会社メドレーの協力で、産後うつの早期発見と発症予防を目的とした「オンライン産後2週間健診の有用性を検証する臨床研究」を開始すると発表した。産後2週間前後の時期は、育児への不安が生まれやすい時期とされるが、さらに外出が難しく、加えて新型コロナの流行で対面診療への不安をもつ人も少なくない。今回の研究は、産後2週間健診が産後うつのハイリスク患者の早期発見と発症予防に対して有用であることの確認と、オンラインによる健診が対面と同等であることの検証を目的としたもの。メドレー社では、オンライン診療は外出が難しい産婦にとって利便性が高く、言語的コミュニケーション及び非言語的コミュニケーション(身振り、手振り、顔の表情、視線、姿勢、抑揚、沈黙、服装等)が使えるため、対面診療と同等の対応が可能であるとし、会計までオンラインで完了するため医療機関の業務削減も期待できるとしている。
◎参考サイト:ニュースリリース(メドレー)
- ワクチン2回接種者の8割が3回目を希望 <健保連調べ>
健康保険組合連合会は2月25日、「新型コロナウイルス感染症拡大期における受診意識調査」を公表した。調査は昨年12月、全国の20~70歳代の男女4,744人を対象に、新型コロナワクチン接種状況と医療機関のかかり方についてWEBで実施したもの。2020年9月に次いで、2回目の調査となる。ワクチンの接種状況については、回答者全体の 90.2%が「2 回とも受けた」と回答する一方、8.6%が「まだ一度も受けていない」と回答した。また、ワクチン接種を2回終えた人のうち81.3%が、3 回目接種を受けたい、5.3%が受けたくないと回答。受けたくない理由としては、副反応が怖いが7割近くを占めた。医療機関のかかり方では、かかりつけ医がいるとする回答が全体の40.4%で、前回調査から5.1ポイント増えた。新型コロナウイルス感染拡大を契機とした「かかりつけ医」に対する意識の変化は、全体の約 9 割が「かかりつけ医」の必要性を感じていると回答した。オンライン診療を受けたことがあるとの回答は全体の5.6%で、前回調査から1.3ポイント増加した。
◎参考サイト:新型コロナウイルス感染症拡大期における受診意識調査【PDF】
(公開日 : 2022年03月14日)