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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年3月31日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。雇用保険料上げ、医療機関の経営圧迫要因。
低い失業率・保険料上昇の謎。裏に失業隠しのテクニック、大企業への雇用調整助成金の大出費。
ポストコロナの経済回復、見通し悪く。
一日当たりブースター接種者数87万人と不振。累計者は51,244,344人。接種率40.5%。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 「生理の貧困」 初の調査結果を公表 <厚生労働省>
厚生労働省は、経済的な理由で生理用品を購入できない「生理の貧困」問題を抱える女性の分布や心身の健康状態、日常生活への影響等についての実態や現状を調べるため、今年2月「『生理の貧困』が女性の心身の健康等に及ぼす影響に関する調査」を実施。3月23日にその結果を公表した。全国の18歳から49歳の女性(回答時点から過去1年間のうち、生理があった人)3,000 人を対象に実施された調査によると、「新型コロナウイルス発生後(2020年2月頃以降)、生理用品の購入・入手に苦労したこと」が「よくある」「ときどきある」と答えたのは、回答者の8.1%(244人)。その理由としては「自分の収入が少ないから(37.7%)」「自分のために使えるお金が少ないから(28.7%)」「その他のことにお金を使わなければいけないから(24.2%)」等が挙げられた。また、居住地域で行われている生理用品の無償提供の認知については、生理用品の購入・入手に苦労したことが「ある」人のうち、制度があるかが「分からない」は49.6%であった。厚労省は今回の調査で「経済的な事情が背景にある」ことが裏付けられたとして、今後、新たな支援策を検討する方針だとしている。
◎参考サイト:厚生労働省報道発表資料
- 閣議決定を受け、「先進的研究開発戦略センター」を新設 <日本医療研究開発機構>
3月22日、日本医療研究開発機構(AMED)は、同機構内に先進的研究開発戦略センター(SCARDA)を設置したと発表した。昨年6月閣議決定された「ワクチン開発・生産体制強化戦略」において新設することが決まったSCARDAは、産学官・臨床現場の連携により、基礎研究から実用化に向けた開発まで一気通貫で、戦略的に研究開発を推進していく。当面は新型コロナワクチンなどへの開発支援が中心となる。すでに「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業」及び「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」の2つの事業の公募を開始している。今後SCARDAが直轄するこの2つの事業とともに、AMED内の関係事業、AMED外の関係機関とも連携し、国内におけるワクチン研究開発を推進していくという。
◎参考サイト:ニュースリリース
(公開日 : 2022年03月31日)