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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年6月16日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。感染危機管理庁、総論パクパク、各論モグモグ。
日本医療の抱える矛盾一気に噴き出す恐れ。
日本版CDC、その前に日本版NIH(日本医療研究開発機構)の先例検証を。
日本の直近一日当たりコロナ死亡者数23人。
直近一日当たりワクチン3回目接種者10万人。累計は76,884,849人。接種率 60.7%。
4回目接種者数は7,678人。累計は48,566人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 症例急増受け、アレルギー原因食物の表示で「くるみ」を義務づけへ <消費者庁>
伊藤明子消費者庁長官は6月1日の記者会見で、容器包装された加工食品で表示が義務づけられているアレルギー物質(特定原材料)に、くるみを追加する方針を示した。食物アレルギーの原因食物の上位3品目はこれまで、鶏卵・牛乳・小麦だったが、2021年度の全国実態調査で、木の実類の割合が13.5%と、鶏卵、小麦に次ぐ第3位となり、なかでもくるみによる症例数が急増している。この結果を踏まえ学識者によるアドバイザー会議で、くるみの表示を義務づける方針が決定した。特定原材料は現在、卵、乳、小麦、えび、かに、落花生、そばの7品目で、くるみは8品目目となる。前出の調査では、木の実類が増加した理由について、「国内消費量の増加が要因の一つである可能性も考えられる」としている。
◎参考サイト:伊藤消費者庁長官記者会見要旨
◎参考サイト:令和3年度 食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業 報告書【PDF】
- 長時間労働とメンタルヘルス不調、直接は関係しない <東京医科大>
東京医科大学は6月5日、長時間労働とメンタルヘルス不調は、直接は関係しないとする研究結果を公表した。同大の研究グループは、複数の企業群を対象に行われたストレスチェック、睡眠の状況や勤務時間に関する質問紙調査結果を解析。長時間労働・残業時間は、うつや心身のストレス反応に直接は関係しないものの、睡眠時間の短縮と食事時間の不規則化を介して、間接的に有意に関連することを明らかにした。この結果について研究グループは、就労者のメンタルヘルスを守るためには、単なる労働時間の削減、残業時間の総量規制だけではなく、職域における睡眠指導や通勤時間の削減、昼食あるいは夕方における食事休憩の取り方に関する工夫等が望まれる、としている。加えて、同研究は横断的な研究で因果関係は証明されておらず、今後の適切な介入研究での実証も求めている。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2022年06月16日)