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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年6月21日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、Postコロナ。ウィズコロナ経済、お先真っ暗。
    円安止まらず、株暴落。物価高騰賃金増えず。貿易不振に人材不足。
    失われた30年のツケが一気に。
    日本の直近の一日当たりコロナ死者数13人。
    直近一日当たりワクチン3回目接種者9万人。累計は77,341,135人。接種率 61.1%。
    4回目接種者数は11,146人。累計は97,695人。
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • ひきこもりを特徴づける血液バイオマーカーを発見 <九州大>
    九州大学は6月2日、ひきこもり者に特徴的な血液バイオマーカーを発見したと発表した。未服薬のひきこもり者(42名)と健常ボランティア(41名)の臨床データおよび血液データ(一般生化学検査値およびメタボローム・リピドーム解析による血中代謝物)を用いて比較検証を実施。臨床データと血液データを基に、機械学習モデルを作成し、ひきこもり者と健常ボランティアの識別、ひきこもり重症度予測を行ったところ、長鎖アシルカルニチン濃度がひきこもり者で有意に高く、ビリルビン、アルギニン、オルニチン、血清アルギナーゼが男性ひきこもり者において健常ボランティアと有意差を認めた。ランダムフォレストによる判別モデルを作成したところ、ひきこもり者と健常ボランティアの識別ROC曲線下面積が0.854(機密区間0.648-1.000)と高い性能を示した。この成果について研究チームでは、「日本人におけるひきこもりの生物学的理解が進み、栄養療法としての予防法・支援法の開発が期待される」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース

  • 肺に存在するタンパク質の、COPD治療薬につながる特性を発見 <シンガポール国立大>
    シンガポール国立大学(NUS)は先ごろ、同大の研究チームが、ヒトの肺に見られる「ISM1」と呼ばれるタンパク質について、COPD(慢性閉塞性肺疾患)治療に向けた生物学的薬剤の開発につながる、新たな特性を発見したと発表した。ISM1が炎症誘発性AM(COPD発症・増悪の主因となる、肺胞に存在する免疫細胞)を選択的に排除することで、肺の炎症を抑制するという特性で、ISM1が炎症誘発性AMの表面に存在するGRP78シグナル伝達受容体を標的とし、アポトーシスを引き起こすという。ISM1の欠如が、多数の炎症誘発性AM、持続性の肺炎症、進行性肺気腫、および有意な肺機能低下に関連していることも観察されたとしている。
    ◎参考サイト:NUS NEWS

(公開日 : 2022年06月21日)
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