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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年8月23日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。2023年度予算の概算要求、判明始まる。
防衛費6.5兆円目指す勢い。2022年度より1兆円増。社会保障費からの財源移行監視を。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は245人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者14万2千人。累計は81,013,693人。接種率64.0%。
4回目は一日当たり128万6千人。累計は21,547,924人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 零売で「処方箋なしで買える」は不適切 <厚生労働省>
厚生労働省は8月5日付の通知で、処方箋医薬品以外の医療用医薬品の薬局販売(零売)について、不適切な販売方法を整理し、改めて周知した。通知では、零売はやむを得ず販売等を行わざるを得ない場合に限られているため、消費者に対し「処方箋がなくても買える」「病院や診療所に行かなくても買える」「忙しくて時間がないため病院へ行けない人へ」「時間の節約になる」「医療用医薬品をいつでも購入できる」「病院にかかるより値段が安くて済む」といった表現で購買を促すのは不適切としている。また、これらに限らず、「やむを得ず販売などを行わざるを得ない場合以外でも、処方箋医薬品以外の医療用医薬品を購入できるなどと誤認させる表現についても同様」とした。
◎参考サイト:処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売方法等の再周知について【PDF】 - COVID-19、成人より小児が重症化しにくいのは免疫反応の違いによる <石川県立大・香港大>
COVID-19は成人より小児のほうが重症化しにくい理由を示唆する研究結果を石川県立大学が7月21日、公表した。香港大学との共同研究では、COVID-19の重症化と関係すると考えられているアクセサリータンパク質ORF3dとORF8に対する免疫反応を、成人と小児とで詳細に比較したところ、小児では成人と比較して ORF3dおよびORF8 に対し、多くの抗体を生産する強い免疫反応を示すことが認められたという。ちなみにORF3dは感染細胞においてインターフェロンの働きを抑制すること、ORF8は、免疫機能に重要な役割を持つMHCクラスIの働きを抑え、細胞障害性 T細胞免疫の機能を抑制すること、ORF8遺伝子領域が欠失したウイルス株は重症化しにくいことが報告されている。石川県立大学生物資源工学研究所の森正之准教授は、試料(ORF8)の大量生産技術で研究に貢献した。今後、香港大学が特許を持つ ORF3d および ORF8 を標的にした診断法のさらなる展開や治療薬の開発が期待されるとしている。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2022年08月23日)