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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年9月15日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。円安・インフレに政府打つ手なし、為替で年間数十兆円規模の国富流出か。
市場介入すればしっぺ返しのリスクも。
ウィズコロナ経済、過大すぎる国の借金の始末から。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は184人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者2万9千人。累計は81,951,221人。接種率65.1%。
4回目は一日当たり32万5千人。累計は31,525,687人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 空港検疫で新型コロナ陽性判明の3人から、BA.2系統の新たな変異株発見 <国立感染研>
国立感染症研究所は9月8日、新型コロナウイルス・オミクロン株BA.2系統の新たな変異株が、空港検疫で感染が確認された3人から発見されたと発表した。3人ともベトナムへの渡航歴はあるが、8月下旬、それぞれ別の日に別の空港に到着しており、明らかな疫学リンクは確認できないという。新たな変異株は、BA.2の亜系統であるBA.2.3.2からスパイクタンパクなどがさらに変異しており、BA.2.3.2よりも中和抗体からの逃避や再感染しやすくなる可能性もあるという。ちなみにBA.2.3.2は世界で2,318件の登録があり、うちベトナムからが618件と最も多く、日本は555件となっている。
◎参考サイト:感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株について (第20報)
- 日本人の2型糖尿病の病態を反映した「薬物療法のアルゴリズム」を発表 <日本糖尿病学会>
日本糖尿病学会は9月5日、日本人の糖尿病の病態、治療薬の処方実態を反映した「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム」を発表した。Step 1として病態に応じた薬剤選択、Step 2として安全性への配慮、Step 3としてAdditional benefitsを考慮するべき併存疾患を挙げ、Step 4として考慮すべき患者背景を挙げ、薬剤を選択するアルゴリズムになっている。アルゴリズム作成の理由として同学会では、肥満に起因するインスリン抵抗性主体の糖尿病が多くを占める欧米と異なり、日本人2型糖尿病は肥満と非肥満が半々で、インスリン分泌低下と抵抗性の程度が個人ごとに異なっていることを挙げた。また、NDBの解析により、日本では高齢者へのビグアナイド薬(メトホルミン)やSGLT2阻害薬投与に関する注意喚起が広く浸透し、高齢者にはDPP4阻害薬が選択される傾向が認められる一方、初回処方にビグアナイド薬を一切使わない学会非認定教育施設が38.2%も存在したことも明らかになり、2型糖尿病治療の適正化の一助となる薬物療法のアルゴリズムを作成したという。
◎参考サイト:学会からのお知らせ
(公開日 : 2022年09月15日)