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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2022年9月27日のヘッドライン

  • やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。全数把握簡略化開始。
    データ整備のポイントは陽性者登録センターへの自主登録。入力タイミングのバラツキは当然。
    東京都では感染者数が検査件数を上回るという不整合発生。
    日本の直近一日当たりコロナ死者数は126人。
    直近の一日当たりのワクチン3回目接種者2万3千人。累計は82,216,479人。接種率65.3%。
    4回目は一日当たり14万人。累計は33,588,588人。
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    ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
    ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン

  • 「健康投資」にもっとも積極的なのは、60代以上の女性 <明治安田生命>
    明治安田生命は9月5日、「健康に関する調査」の結果を発表した。調査は毎年実施され、今年は7月、インターネットにより行われ、20代~70代の男女5,640人から回答を得た。健康投資(健康増進に向けた自己投資)をしている人は58.5%で、昨年より2.8ポイント上昇した。具体的には、「サプリメント」「ウォーキング・ランニングのためのシューズ・ウェア」「自宅で使うトレーニング器具」など、長引くコロナ禍において、「手軽に」「一人で」できるものが上位を占めた。年間の投資額の平均は50,380円。男女別では、男性が45,553円、女性が55,352円で女性が高く、特に60代以上の女性は7.7万円にも上った。実際に60代以上の女性の71.0%が「非常に健康」「健康」と回答しており、同年代の男性の61.1%より高いこともわかった。明治安田生命では「健康投資の多寡が健康状態に影響を及ぼしていることが示唆される結果となった」としている。
    ◎参考サイト:ニュースリリース【PDF】

  • 赤ちゃんの泣きやみと寝かしつけのヒントを発見 <理研>
    理化学研究所は9月14日、脳神経科学研究センター親和性社会行動研究チームの大村菜美研究員、黒田公美チームリーダーらの国際共同研究グループが、科学的根拠に基づく赤ちゃんの泣きやみと寝かしつけのヒントを発見したと発表した。黒田氏らは2013年、親が赤ちゃんを運ぶとおとなしくなる「輸送反応」をマウスとヒトにおいて発見したが、この研究では、運ぶ時間が約20秒間と短く、かつ運ぶのをやめると赤ちゃんは再び泣き出すという課題があった。今回、研究グループは、生後7カ月以下の赤ちゃん21人とその母親の協力を得て、母親の動きと抱っこの有無を組み合わせた4つのタスクをランダムに行ってもらい、その時の赤ちゃんの状態と心電図を記録・分析した。結果、赤ちゃんが泣いているとき、母親が抱っこして5分間連続で歩くと、泣きやむだけでなく、約半数の赤ちゃんが寝付くことを発見した。また、親の腕の中で眠った赤ちゃんをベッドに置くときは、眠り始めから座って5~8分間待ってからベッドに置くことで、赤ちゃんが起きにくくなることもわかった。この研究成果について同研究所では、「赤ちゃんの泣きに困る養育者のストレスの軽減や、虐待防止につながると期待できる」としている。
    ◎参考サイト:研究成果(プレスリリース)2022

(公開日 : 2022年09月27日)
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