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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年11月8日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。会計検査院2020年度病床確保補助金の検査で、55億円を不当交付と指摘。
全国32病院。最多は神奈川県の42億円、8病院。
ほとんどが公立病院。不適正部分は返還要求。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は52人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者3万4千人。累計は83,549,369人。接種率66.3%。
4回目は一日当たり26万4千人。累計は42,508,809人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- 本年度の医師臨床研修マッチング、研修医の都市部集中の緩和続く <厚生労働省>
厚生労働省は10月27日、2022年度(2023年度研修開始)の医師臨床研修マッチング結果の概要を公表した。マッチングの募集定員は10,844人(21年度比-60人)で、うち希望順位を登録した研修希望者は9,924人(同+156人)。希望登録者に対する内定者数は8,995人(同+37人)で、内定率は90.6%(同-1.1ポイント)だった。地域別では、大都市部にある6都府県(東京、神奈川、愛知、京都、大阪、福岡)は3,638人、それ以外の41道県は5,357人だった。それぞれの割合は40.4%(21年度比-0.4ポイント)/59.6%(同+0.4ポイント)となる。両者の割合を、医師臨床研修制度が始まった2004年度と比較すると、6都府県は9.0ポイント減り、41道県は9.0ポイント増えた。都道府県別の募集定員の上限設定など、研修医の都市部への集中を是正する措置が奏功しているものと思われる。
◎参考サイト:報道発表
- 使用済み医薬品ボトルの回収・再資源化の実証事件を実施中 <福岡県・福岡県薬剤師会>
福岡県は10月20日から、県リサイクル総合研究事業化センターと福岡県薬剤師会と協同で、医薬品ボトルの回収・再資源化に関する実証実験を実施している。医薬品ボトルは、薬局や病院で高齢者用の錠剤の一包化に伴い使用量が増加している。また良質なプラスチックが使用されており、使用済みでも汚れも少なく再資源化に適している。ただ現状は、回収ルートがないこと、ラベルが付着していることなどから、焼却処理されている。今回の実証実験では、福岡市薬剤師会東支部、久留米三井薬剤師会、八幡薬剤師会の計約500の薬局から回収した医薬品ボトルを、再生事業者で溶解・ペレット化し、最終的に薬局で使用する調剤用トレーやピルケースなどへの再生を目指す取り組みを進めるという。
◎参考サイト:報道発表資料
(公開日 : 2022年11月08日)