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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2022年11月25日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。塩野義コロナ飲み薬「ゾコーバ」年度内生産量300万人分。
ファイザー飲み薬の処方実績のある医療機関、薬局に限定。一般流通はせず。
生産能力は1,000万人分で余裕。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は130人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者2万4千人。累計は84,113,358人。接種率66.8%。 4回目は一日当たり20万2千人。累計は47,010,817人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- HER-SYSでのワクチン接種歴「4回目までしか入力できない仕様」<厚生労働省>
厚労省コロナウイルス感染症対策推進本部は11月18日、都道府県等に当てた事務連絡で、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)で新型コロナウイルスワクチン接種歴が4回目までしか入力できない仕様となっていることを明らかにした。事務連絡では、今後、5回目以降の入力を可能とする改修を行う予定だが、それまでの間、5回目のワクチン接種歴の入力については、「新型コロナワクチン接種回数」を「不明」とし、「直近の新型コロナウイルスワクチン接種年月日」に5回目の接種日を入力、また「感染経路分析」の箇所中「医師が必要と認める事項」に「ワクチン5回」と入力するよう求めた。
◎参考サイト:Withコロナの新たな段階への移行に向けた全数届出の見直しについて【PDF】
- 新型コロナ・オミクロン株BA.4.6系統に対する治療薬の効果を検証 <東大医科学研>
東大医科学研究所は11月17日、患者から分離した新型コロナウイルス・オミクロン株BA.4.6系統に対する治療薬の効果を検証した結果を公表した。研究グループは、初めに4種類の抗体薬(ソトロビマブ、ベブテロビマブ、カシリビマブ・イムデビマブ、チキサゲビマブ・シルガビマブ)の感染阻害効果(中和活性)を調べたところ、ソトロビマブとチキサゲビマブ・シルガビマブの中和活性は、著しく低いことがわかった。一方、ムデビマブは中和活性を維持していたが、従来株に対する活性よりも低かった。従来株に対するのと同等の高い中和活性を示したのは、ベブテロビマブだけだった。次に3種類の抗ウイルス薬(レムデシビル、モルヌピラビル、ニルマトレルビル)の効果を解析したところ、全てが従来株に対するのと同等の、高い増殖抑制効果を示した。最後に、mRNAワクチン被接種者あるいはBA.2系統ブレイクスルー感染者の血漿が、BA.4.6系統の感染を阻害するかどうかを調べた。その結果、被接種者と感染者の血漿のBA.4.6系統に対する中和活性は、従来株に対する活性よりも低いことが明らかになりました。米国では、BA.4.6系統の感染例が増加し、世界保健機関(WHO)は、BA.4.6系統を監視下のオミクロン株の亜系統(Omicron subvariants under monitoring)に指定している。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2022年11月25日)