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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2023年1月31日のヘッドライン
- やり切ろう、ワクチン。考えよう、ポストコロナ。コロナが引いてインフル流行。
厚労省定点調査、1医療機関1週間当たり患者数9.59人、流行注意報の10人間近。
花粉症も混じり医療現場は緊張。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は206人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者3万9千人。累計は85,688,084人。接種率68.0%。
4回目は一日当たり15万4千人。累計は57,019,230人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- ストレスがエピゲノムを介して老化を制御する仕組みを解明 <慶應大>
慶應義塾大学は1月20日、同大医学部の早野元詞特任講師と米ハーバード大との共同研究グループが、DNA 損傷によって誘導されるエピゲノムの変動が後天的に老化を制御する仕組みを明らかにしたと発表した。研究グループは、新しい老化のモデル動物である ICE(for Inducible Changes to the Epigenome)マウスを作成、短期的なDNA 損傷が与える長期的影響に関する観察を通じ、次の4点を報告した。▼廊下の速度やタイミングを決定するのは、DNA配列の変化や遺伝子変異の蓄積ではなく、遺伝子の使い方を決めるエピゲノムである▼ストレス(DNA損傷)は、エピゲノムとして細胞や臓器の中で記憶されて老化を制御する▼生物学時計はストレスによって加速するが、Oct4, Sox2, Klf4(山中因子)によって巻き戻すことが可能▼エピゲノムを介した遺伝子の使い方に異常が生じて、脳や筋肉などの臓器機能が低下する。どの遺伝子を適切に使用するのか、という個々の細胞や臓器の特性(アイデンティティ)が喪失されることが老化の原因になる――。研究グループでは、この成果を踏まえ、今後、本研究成果が老化や疾患を予測する技術の開発や治療法の開発に発展することが期待されるとしている。
◎参考サイト:プレスリリース
- 入居者の排泄記録を自動化、介護職員の負担軽減と入居者のQOL向上を実現 <パナソニック>
パナソニック ホールディングス株式会社(PHD)は1月19日、介護施設等で入居者の排泄の記録を自動的に行う「排泄センサー」を開発したと発表した。質の高いケアの提供には、入居者の排泄時刻や回数、量などの記録や情報共有を通じた排泄パターンの把握が不可欠だが、非常にデリケートな事案であるため、入居者のQOLに大きな影響を与えるだけではなく、介護職員の心身の負担も大きい。新たに開発した「排泄センサー」は、PHDが提供する、介護施設向け介護業務支援サービス「ライフレンズ」と連携、排泄記録の自動化を通じて、職員の負荷軽減と、入居者のQOL向上を実現する。3月から「ライフレンズ」のオプションとして提供を開始する予定。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2023年01月31日)