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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2023年2月24日のヘッドライン
- 5類移行着実に。蓄積しよう、コロナの体験。少子化対策先進国 韓国の出生率0.78に衝撃。
政府の目玉「異次元の少子化政策」に冷や水。日韓中の東アジア全体が少子化ゾーン。
保守的な社会構造が情勢の変化に追いついていないとの指摘も。
日本の直近一日当たりコロナ死者数は128人。
直近の一日当たりのワクチン3回目接種者1万5千人。累計は86,013,547人。接種率68.3%。
4回目は一日当たり2万8千人。累計は57,828,369人。
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◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
- かかりつけ医の「義務付け」「割り当て」に、改めて反省姿勢を表明 <松本日医会長>
日医の松本吉郎会長は2月15日の定例記者会見で、全世代社会保障法案が閣議決定(2月15日既報)されたことを受け、国会審議に向けた日医の方針を説明した。その中で松本会長は、「かかりつけ医は、あくまで国民が選ぶものであり、国民にかかりつけ医をもつことを義務付けたり、割り当てたりするものではない」との考えを強調。さらに、診療科別や専門性の観点から複数のかかりつけ医をもつことが自然であるとしたほか、いわゆる「登録制」についても、医療へのアクセス権や医師を選ぶ権利を阻害する提案であること、「人頭払」についても、現代の複雑かつ高度な医療においては現実的な提案ではないことを指摘し、反対する姿勢を改めて示した。
◎参考サイト:日医on-line
- 「DtoPwithN型」オンライン診療の実証実験を開始 <仙台市医師会・仙台市・東北大・NTT東日本>
2月15日、仙台市医師会、仙台市、東北大学大学院工学研究科、NTT東日本宮城事業部の四者は、医療機器を搭載した「診療カー」によるオンライン診療の実証実験を2月1日に開始したと発表した。慢性の心疾患・呼吸器疾患患者を疑似的に想定、「診療カー」を郊外に移動させ、無線環境における医療機器の通信品質といった技術的評価、医師による操作性の評価などを行う。期間は今年3月31日まで。今回は、現場で看護師が診療補助する「DtoPwithN型」だが、2020年度には、仙台市医師会・同薬剤師会・仙台市の三者で「DtoP型」のオンライン診療の実証実験をすでに実施している。そこでは「初診や急性疾患への適用には課題はあるが、慢性疾患等には有効」「聴診音の情報など機器の開発・導入が必要」「通院の負担軽減、郊外地域での高齢者、高齢者施設、在宅医療での活用可能性」という3つの成果が得られたという。
◎参考サイト:プレスリリース【PDF】
(公開日 : 2023年02月24日)