2023年6月12日のヘッドライン

• 健康第一、換気・うがい・手洗いで。エーザイ製アルツハイマー治療薬「レカネマブ」、FDA（米食品医療品局）完全承認の見込。
  FDAの諮問委員会が全員一致で完全承認を勧告。これまでは治験参加者のみへの使用許可。
  アルツハイマー型認知症治療への画期的な新薬となるには、検査日・治療費の壁。
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  ◇国内の新型コロナワクチン接種回数・接種率等☞首相官邸HP
  ◇国内の新型コロナ感染者数状況☞NHKオンライン
  


• 新型コロナワクチン接種による疾病・障害、17件で因果関係を認定 ＜厚生労働省＞
  新型コロナワクチンを接種した51件のうち、17件について、予防接種と疾病・障害との間に因果関係が認定された。5月31日に開催された疾病・障害認定審査会の分科会の審議結果によると、17件はすべて50歳以上で、最高齢は87歳だった。内容はアナフィラキシーが3件（うち1件はアナフィラキシー様症状）、ギランバレー症候群2件、帯状疱疹2件などだった。否認は33件、保留は1件だった。
  ◎参考サイト：疾病・障害認定審査会 (感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第二部会)　審議結果
  


• GLP-1受容体作動薬等によるダイエットに警告 ＜製薬4社＞
  GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬について、美容・痩身・ダイエット等を目的とした適応外の使用を推奨している広告等がインターネット等で掲載されていることについて、製薬4社（ノボ ノルディスクファーマ、アストラゼネカ、サノフィ、日本イーライリリー）は6月1日、注意喚起の文書を公表した。文書では、GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬は、2型糖尿病のみを効能・効果として製造販売承認を取得しているものであり、それ以外の目的で使用された場合の安全性及び有効性については確認されていないと強調。医師により適切に処方・使用される場合以外、本来の効果が見込めないだけでなく思わぬ健康被害が発現する可能性も想定される、と警告している。
  ◎参考サイト：製薬企業からの適正使用等に関するお知らせ（PMDA)