2023年6月21日のヘッドライン

• 健康第一、換気・うがい・手洗いで。マイナ保険証、現行保険証との併行運用避けられない状況に。
  マイナカードトラブル多過ぎ、収拾つかず。障害者手帳のひも付けミスまで。
  マイナ総点検本部きょう発足するも、省庁横断で、あちらを立てればこちらが立たず状態必至。
  


• 骨太方針2023、閣議決定 ＜政府＞
  政府は6月16日の閣議で、経済財政運営と改革の基本方針（骨太の方針）2023を閣議決定した。児童手当の拡充や男性育休の取得促進など、2024年度から3年間にわたり取り組む「こども・子育て支援加速化プラン」の財源については、「歳出改革等によって得られる公費の節減等の効果及び社会保険負担軽減の効果を活用することで国民に実質的な追加負担を求めない」「消費税を含めた新たな税負担は考えない」と、従来からの方針を改めて明記した。次期診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬の同時改定については、物価高騰や賃金上昇、人材確保の必要性、患者・利用者負担・保険料負担への影響を踏まえ、「必要な対応を行う」とした。医療分野ではそのほか、１人当たり医療費の地域差半減に向けて、都道府県のガバナンス強化、かかりつけ医機能が発揮される制度整備、地域医療連携推進法人制度の有効活用などが打ち出されている。
  ◎参考サイト：経済財政運営と改革の基本方針2023
  


• 規制改革実施計画を閣議決定、「ナース・プラクティショナー」はトーンダウン　＜政府＞
  政府は６月16日、「規制改革実施計画」を閣議決定した。在宅医療で診療行為の一部を行う国家資格として提唱されたナース・プラクティショナー（NP）は「導入する要望に対して様々な指摘があったことを適切に踏まえる」と記載するにとどまった。NPについては、答申で打ち出されて以来、医療界から反対や懸念の声が数多く挙がったという経緯がある。医師が常駐しない、オンライン診療のための診療を都市部にも開設できるようにすることについては、年内に結論を出す方針が示された（へき地では特例的に認められている）。
  ◎参考サイト：内閣府：答申・実施計画・意見書等