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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2023年6月29日のヘッドライン

  • 健康第一、換気・うがい・手洗いで。マイナ保険証、トラブル時の3割負担手続き、画期的複雑さ不便さ。方法は次の通り。
    ➀トラブル発生 ➁目視による確認(医療機関) ➂確認できれば3割請求(医療機関) ➃保険の加入状況申告(患者) ➄国に報告(医療機関) ⓺審査機関が確認(国)できれば、➆医療機関に7割を支払(国)
    「たら・れば」の連続。
    医療機関はマイナ保険証利用者にも、現行保険証携行の呼びかけを。

  • ほぼすべての訪問看護STが「医師との連携がとれている」。緊急調査で回答 <日本医師会>
    日本医師会は6月21日、「訪問看護における医師との連絡体制に関する緊急調査」の結果を公表した。調査は6都府県・約3,000の訪問看護ステーションを対象に4月から5月にかけて行われ、回答率は42.3%だった。「必要な時に医師との連携はうまく取れているか」との質問に対しては、「よく取れている」が31.8%、「だいたいとれている」が65.8%で、合計97.6%だった。過去6カ月間に、緊急時対応の際に医師と訪問看護師との連携がうまく取れず、「患者の状態に重大な影響があった事例」があったかとの問いに対しては、85事業所から116事例が寄せられた。全事業所の患者ベースで試算すると、その割合は0.013%になるという。重大な影響があった事例を分類すると、「医師との連絡について、時間を要したもの」(23件)、「連絡がつかず救急搬送となったもの」(22件)、「医師からの返事や指示がなかったもの」(6件)で、その他は新型コロナウイルス関係などであった。
    ◎参考サイト:日医on-line

  • 看護職員待遇改善評価料の対象に訪問看護職員追加などを要望 <日看協など>
    日本看護協会は6月15日、日本訪問看護財団と全国訪問看護事業協会と連名で、厚生労働省の伊原和人保険局長に、2024年度診療報酬改定に関する要望書を、大西証史老健局長に同じく24年度の介護報酬改定に関する要望書を提出した。診療報酬では、22年度改定で新設された「看護職員処遇改善評価料」の対象に、訪問看護職員を加えるよう求めた。そのほか、特別訪問看護指示書の月2回交付対象の拡大、退院当日の複数回訪問に対する評価の新設なども求めている。
    ◎参考サイト:ニュースリリース【PDF】

(公開日 : 2023年06月29日)
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