2023年7月11日のヘッドライン

• 健康第一、換気・うがい・手洗いで。景気実態まだら模様。
  日銀は、東海、中国、九州・沖縄の３地域での7月の景気判断引き上げ。他地域は横這い。
  一方今年1月～6月の企業倒産（負債額１千万円以上）は４千件超に。
  5年ぶりの高水準。東京商工リサーチ発表。
  


• 医療データ分析で市民の健康課題などを明確化 ＜豊田市・PREVENT＞
  愛知県豊田市は6月30日、効果的な健康づくり事業の実施に向けて、株式会社PREVENTと連携し医療データ分析実証を開始すると発表した。実証では、過去5年間にわたる医療機関の受診データや健康診断のデータ等を分析、同市における公的医療保険加入者の疾患や健診結果等の現状を把握し健康課題を明確にするとともに、肥満や高血糖などの生活習慣病の要因について分析を行うという。
  ◎参考サイト：報道発表資料
  


• 皮下脂肪型肥満が生活習慣病発症への影響少ない原因の一端を解明 ＜生理学研＞
  生理学研究所は6月20日、皮下脂肪型肥満は内臓脂肪型肥満に比べ、2型糖尿病・高血圧・肝障害などの発症への影響が少ない原因の一端を解明したと発表した。研究チームは、臓器での糖や脂肪の利用、産生、貯蔵を調節している、視床下部腹内側核のSF1ニューロンに着目。マウスによる実験で、SF1ニューロンが、交感神経系を介して肥満による皮下脂肪の炎症反応を抑制している一方、この抑制作用は内臓脂肪では働かないことを発見した。研究チームは「脳でのこの作用の違いが、ヒトの皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満で、2型糖尿病や肝障害などの発症に違いを生じている可能性がある」としている。
  ◎参考サイト：プレスリリース