2023年7月16日のヘッドライン

• 健康第一、換気・うがい・手洗いで。エーザイ認知症治療薬「レカネマブ」普及に４つの壁。投与対象、検査施設、価格、副作用。
  投与対象は来年度認知症患者に限られ、医師の「軽度」の判断が微妙である。
  検査・治療施設はPET設備があり、認知症の専門医のいるところに限られる。
  価格は、日本で保険価格がどの程度になるか不明だが、例えばアメリカのメディケア並みの年間380万円とすると2割負担で76万円、3割負担で114万円。
  日本の健康保険の高額療養費制度を念頭においてもかなりの額になる。
  副作用については、まだ不明な部分が多く今後治療が進む中での検討課題である。
  エーザイには是非この壁を乗り越えて成功し、次世代の認知症治療のリーダーカンパニーになって欲しい。