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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2023年8月7日のヘッドライン
- 健康第一、換気・うがい・手洗いで。女性の敵 乳がんに朗報。
一般の人では乳がん遺伝子変異、10代でも発生。妊娠・出産で変異遺伝子の数が減少することも判明。
予防法や早期治療法の開発につながる可能性。
日本の乳がん診断は年間約10万人、1万5千人が死亡。京大グループが英科学誌ネイチャーで発表。
- 介護現場へのテクノロジー導入で、労使が協定 <日本介護クラフトユニオン>
7月4日、日本介護クラフトユニオン(NCCU)は、「介護現場におけるテクノロジー導入に関する集団協定」を46法人と締結したと発表した。介護ロボットやICTの導入が加速する中、NCCUの調査で「テクノロジー導入=人員削減で、安全性が確保できなくなる。サービスの質が低下する」と懸念する組合員が少なくないことが判明。これを受け、NCCU傘下の「介護業界の労働環境向上を進める労使の会」では、テクノロジー導入の第一の目的は「介護従事者の負担軽減と処遇改善、サービスの質の向上」であることを明記した協定を策定。導入研修の実施やサービスの質の担保、導入後の課題対策などについても定めた。「労使の会」代表幹事のNCCU染川会長は、「労働環境を良くしたいという思いは共通のもの。今回の集団協定締結に至るまでにも、労使そろって実際の機器を見に行き、組合員の不安の声にも配慮して、さまざまな課題を一つひとつ解決してここに至った。今後は実行性をもたせるために労使でタッグを組んで取り組んでいきたい」と述べた。
◎参考サイト:トピックス - 「未届有料老人ホーム」の割合、3.8%に <厚生労働省>
厚生労働省は7月18日、老人福祉法に基づき、施設名称や管理者などを届け出ることを義務付けられている有料老人ホームに該当しながら、届出が行われていない施設に関する調査結果を公表した。それによると、2022年6月30日時点で、届出された有料老人ホームは 15,928件(前年度比15,363件)、未届の有料老人ホームの数は626件(前年度656件)で、有料老人ホーム全体に占める未届有料老人ホームの割合は3.8%(前年度4.1%)だった。また、前年度未届であった656件については、67件が届出され、65件が有料老人ホームに該当しなかったもの等であることも確認された。
◎参考サイト:令和4年度 有料老人ホームを対象とした指導状況等のフォローアップ調査(第14回)結果
(公開日 : 2023年08月07日)