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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2023年9月6日のヘッドライン

  • 健康第一、換気・うがい・手洗いで。2024年度予算、国債利払い費用9.5兆円へ。
    多額の国債発行わずかな金利上昇でも伸び額1兆円越え。
    それでも低金利円安進みエネルギ価格上昇。前門の虎、後門の狼 どうなる国民生活。

  • 新設された感染症対策部、危機管理統括庁との緊密な連携を強調 <加藤厚労相>
    加藤厚労相は9月1日の閣議後記者会見で、同日付で健康局に新設された感染症対策部について言及した。加藤氏は同部の業務について、平時から、感染症の特性の分析・把握、検査、予防接種、保健所の支援、検疫等について一体的に実施していくとともに、感染症危機対応の業務に関する厚生労働省内の調整を主導していくことを挙げた。また同日、内閣官房に新設された危機管理統括庁に関しては、「次の感染症危機に迅速・的確に対応するための政府全体の司令塔機能を担うもの」であり、感染症対策部とのより緊密な連携により、対応に万全を尽くしていきたい考えを示した。
    ◎参考サイト:加藤大臣会見概要

  • エピペンを保冷庫で保存した薬局の事例で注意喚起 <日本医療機能評価機構>
    日本医療機能評価機構は8月28日、薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の「共有すべき事例」(2023年No.8)を公開した。今回取り上げたのは、15~30度で保存することが望ましいとされる「エピペン」の保存に関する事例。患者家族から、エピペン注射液0.15mgが記載された処方箋と期限切れのエピペン注射液0.15mgを受け取った。薬剤師は保冷庫に保存していた薬剤を調製し、交付した。その後、事務職員が、患者家族から回収した薬剤に「冷蔵庫での保存禁止」のメモが貼ってあることに気付き、薬剤師に報告。製薬企業に確認したところ、「薬剤への影響はないが保冷庫での保存により注射器のゴムの部分が変形して正常に注射できない可能性がある」との回答があったという。この背景・要因として「注射薬は保冷庫で保存する必要があると思い込んでいた」ことを挙げ、エピペン注射液の保存方法をスタッフ全員に周知したという。また業務手順を見直し、注射薬を薬局内で保存する際は、薬剤に記載されている保存方法を複数のスタッフで確認するようにした。
    ◎参考サイト:共有すべき事例(2023年 No.8)【PDF】

(公開日 : 2023年09月06日)
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