2023年10月4日のヘッドライン

• 健康第一、換気・うがい・手洗いで。マイナポイント9月末で締め切り。
  マイナ保険証登録分は6,819万人。国民への普及率55％、国民皆保険の担保にはほど遠く。
  普及率低くポイント予算2兆円のうち、約3,000億円を使い残し。
  


• 訪問看護STでもオンライン請求／資格確認義務化の方針 ＜厚生労働省＞
  厚生労働所は9月29日の社会保障審議会・医療保険部会で、訪問看護ステーションにおけるレセプトのオンライン請求とオンライン資格確認を、来年秋に義務化する方針を明らかにした。オンライン請求は2024年6月施行（適用は翌月請求分から）、オンライン資格確認は6月開始で、いずれも省令改正を経て、2024年秋（保険証廃止時期）に義務化する予定。その時点でやむを得ない事情がある場合は、期限付きの経過措置も設ける。また訪問看護ステーションに対し、オンライン資格確認導入に必要な費用を、42.9万円を上限として補助する方針も示された。
  ◎参考サイト：第168回社会保障審議会医療保険部会（ペーパーレス） 資料
  


• 診療所の報酬単価見直しの必要性を指摘 ＜財務省＞
  財務省は9月27日の財政制度等審議会の分科会で、診療所に対する診療報酬上の評価を見直すべきと主張した。財務省は、医療の高度化等により医科診療所・入院外における1受診当たりの医療費はほぼ一貫して増加し、特に2019年度から2022年度にかけては4.3％増と、近年の物価上昇率を超えた水準で急増したと指摘。診療所の収益率は構造的に病院より高いことも踏まえ、2024年度診療報酬改定の課題として、報酬単価や分配の在り方の見直しの必要性を挙げた。
  ◎参考サイト：財政制度分科会（令和5年9月27日開催）資料一覧