2023年11月27日のヘッドライン

• 健康第一、換気・うがい・手洗いで。アメリカの医師国家試験 チャットGPT-4 平均点以上で突破。
  日本の医師国家試験でも特製バージョンで、合格ラインを超える点数をゲット。
  生成AI、医療界で無視できぬ存在になる可能性。AIを楽しむ環境作りが大切と、同志社大学の三木名誉教授。
  


• 今年度、病院の平均賃上げ率は2.0％、主要企業を1.6ポイント下回る ＜日病・全日病・医法協＞
  日本病院会、全日本病院協会及、日本医療法人協会は11月13日、医療機関における賃金引上げ等の状況に関する緊急合同調査の結果を公表した。有効回答を得た全国227病院における、2022年と2024年の８月１日現在の平均基本給金額を比較したところ、医師0.8増、薬剤師2.8％増、看護職員2.5％増で、平均賃上げ率は2.0％（賃上げ額5,930円）だった。これは民間主要企業の23年度春季賃上げ率3.6％（同11,245円）を下回るもの。また23年度の賞与は、現状維持が約64％、引上げ約21％、引下げ約66％となっている。
  ◎参考サイト：病院における賃上げ状況等の調査について【PDF】
  


• 高コスト、物価高騰などを反映した診療報酬改定を提言 ＜東京都＞
  東京都は11月10日、2024年度診療報酬改定に向けた緊急提言を、武見敬三厚労相に提出した。提言では、地方に比べ高い用地費や人件費など、都内の病院が置かれた実態が診療報酬に十分反映されていないこと、物価高騰による値上がり分は医療機関の持ち出しとなっていること、新興感染症の発生・まん延に備えるためには、恒常的な感染症対応への見直しを行うことが必要であることを指摘したうえで、▽大都市の地域特性への配慮▽物価高騰対策▽看護職員の処遇改善▽感染症対策の強化――という4つの視点から、計6つの提言を示した。
  ◎参考サイト：診療報酬改定等に関する緊急提言について