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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2024年3月29日のヘッドライン
- わが国の医薬品行政見直すチャンス。低薬価一足槍では、もう無理。
「現場での薬不足」「若者の薬害禍」「紅麹事件」「ワクチン後進国」「危ないダイエット薬」問題山積。
本気でやらねば薬の三流国に。国民安全保障に自民党厚労速、本気で取り組むべき時。
- 人口10万対医師数、最多は京都府の355.6人 <厚生労働省>
厚生労働省は3月19日、2022年の「医師・歯科医師・薬剤師統計」を公表した。それによると、22年12月31日現在、わが国の医師数は32万3,275人、うち医療施設に従事している医師は32万7,444人で、2年前の前回調査に比べてそれぞれ1.1%、1.2%増加している。医療施設に従事している医師数を人口10万人あたりで見ると262.1人で、前回調査から5.5人増加した。都道府県別では、多いほうは京都府355.6人、徳島県352.0人、高知県347.0人など。少ないほうは、埼玉県186.2人、茨城県212.3人、千葉県215.8人などとなっている。
◎参考サイト:医師・歯科医師・薬剤師統計の概況【PDF】
- 国内初、SFTSのヒト-ヒト感染を確認 <国立感染症研究所>
国立感染症研究所は3月19日、通常マダニを介して感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のヒト-ヒト感染が、国内で初めて確認されたと発表した。2023年4月に同院に入院後、死亡したSFTS患者(90代男性)から同院に勤務する20代の男性医師に感染したとみられている。同医師は外来での診察時、サージカルマスクは着用していたが、手袋をせず身体診察を実施。入院後は担当医となり、患者の死後はサージカルマスク、ガウン、一重手袋を着用し中心静脈カテーテルを抜去、抜去部の縫合も行った。患者との初接触から11日後(死亡9日後)に発熱。血液検査でSFTSの所見が見られた。遺伝子検査で、両者が感染したウイルスは同一のものと考えられたため、ヒト‐ヒト感染事例と判断された。
◎参考サイト:速報
(公開日 : 2024年03月29日)