2024年5月7日のヘッドライン

• どこへ消えたコロナ対策地方創生臨時交付金。
  その額18兆3,000億円。報道されるのは失敗例ばかり。
  全国の自治体職員が政策企画に知恵を絞ったはず。
  災害は次々と起こっている。次世代の自治体職員のために、国民の知る権利のためにも、 メディアに頼みたい成功政策の掘り起こし。地球異変は智慧で備えるしかない。
  


• 血糖測定機能うたうスマートウォッチの使用に警告 ＜日本糖尿病学会・日本糖尿病協会＞
  日本糖尿病学会は4月23日、血糖測定機能をうたうスマートウォッチ（腕時計型デバイス）について、「2024年4月現在、指先穿刺や皮下センサー留置のための皮膚穿刺をすることなく、血糖値やグルコース値を測定できる医療機器はない」として、注意を促すコメントを発表した。併せて、FDA（米国食品医薬品局）も同様の警告を今年2月に発表していることも紹介している。また日本糖尿病協会もこの件に関する声明を、4月21日に発表。スマートウォッチのセンサーによって手首から経皮的に間質液中のグルコースを測定した結果、承認済みの血糖自己測定器や持続グルコース測定器（CGM）と比較し精度の点で大きく劣っていたとする論文を紹介。「スマートウォッチなどの非観血的機器によって測定した血糖（グルコース）値を治療に用いることは思わぬ低血糖や高血糖を来す危険があることから、現時点では使用しないことを強く推奨する」としている。
  ◎参考サイト：日本糖尿病学会　日本糖尿病協会　FDA
  


• 健保組合、今年度の経常収支見込は6,700億の赤字に ＜健保連＞
  健保連は4月23日、2024年度における1,379組合全体での経常収支が、6,578億円の赤字になるとする早期集計の結果を公表した。対前年度比で見ると、保険料収入が+4.5％（+3,811億円）増加するなどで経常収入は+4.5％の9兆53億円となる見込み。一方、保健給付費+6.2％（+2,945億円）、高齢者拠出金+4.6％（+1,701億円）などで経常支出は+5.3％の9兆6,631億円で、差し引き6,678億円の赤字になる。ただし、保険料収入の見通しには、33年ぶりといわれる春闘の高い回答結果が反映されていないこと、保健給付費の伸びが鈍化傾向にあることを踏まえれば、今回の集計は「全体としてかなり厳しめの結果」と、健保連ではコメントしている。
  ◎参考サイト：プレスリリース