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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2024年6月7日のヘッドライン

  • トヨタを含む自動車メーカー5社、不正認証問題相次ぐ。
    いずれも、自動車を大量生産するのに必要な「型式指定」を取得するための性能試験で。都合のいい技術解釈だったのか。
    出荷停止が長期化による日本経済への影響も懸念される。

  • 2023年度の医薬分業率、初めて8割を超える <日本薬剤師会>
    2023年度の処方箋受取率(医薬分業率)は、前年度比3.9%ポイント増の80.3%となったことが、日本薬剤師会が5月29日に発表した処方箋受取率の推計で明らかになった。8割を超えるのは初めてという。医薬分業は、厚生省(当時)が37のモデル国立病院に対して完全分業(院外処方箋受取率70%以上)を指示した1997年以降、急速に進み、2003年に初めて全国の処方箋受付率が50%を超え、2020年には75%を突破した。2023年度の処方箋発行枚数は8億5,629枚5,427枚だった。
    ◎参考サイト:処方箋受取率の推計「全保険(社保+国保+後期高齢者)」【PDF】

  • 妊娠中の室内温度、床材と小児湿疹発症との関連を調査 <北海道大>
    北海道大学は5月10日、小児湿疹の発症と妊娠中の室内環境因子との関連を示す研究結果を公表した。同大の研究チームは、妊娠中の室内環境要因(湿度や床材)と、エコチル調査参加者の1歳半(⺟児71,883組)、3歳(58,639 組)時点の⼩児湿疹の発症の関連について、親のアレルギー歴も考慮して解析した。その結果、「妊娠中にカビが⽣えている部屋数が多いこと」「複合フローリング床材を使⽤していること」が、⽣後の室内環境や両親のアレルギー歴に関係なく 1歳半時点の湿疹と関連することが明らかとなった。研究チームでは「床材の変更は容易ではないが、湿度環境の改善は可能であるため、妊娠中の適切な湿度環境が⼩児の湿疹予防に繋がる可能性があるといえる」としている。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

(公開日 : 2024年06月07日)
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