中村十念の考えるヒント十ヵ条
Obelisk(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。
[MG10]No.54 従業員の介護リスク評価と対策を考えるヒント十ヶ条
(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 中村十念
従業員の介護リスク評価と対策を考えるヒント十ヶ条
1.高齢者の高齢化が猛烈な勢いで進んでいる。人生百年時代である。それに伴い、 50代、60代の労働者のうち2人に1人が介護問題に直面する計算になるという。
2.一方で少子化と人口減が進み、世の中は人手不足の時代である。
介護問題を抱えた人の継続的雇用の確保も人事リスクのひとつになっている。
3.具体的には事業者はこのリスクにどのように取り組むべきなのか。
まず介護問題に対する従業員の認識を高めることである。
そのためには介護チェックリストの活用が便利であろう。
厚労省もその方針であり「仕事と介護の両立支援実践マニュアル」を開示している。
4.その次に従業員に対する情報提供である。
介護のことについては多くの人が未経験であるがために、わかっているようで余り知らない。
これについては「LIFULL介護」などの情報サイトが参考になる。
5.事業主による面談
要介護者を抱えた従業員の組織内福祉をどう整えるかは事業主にとっても大きな問題である。
また、事業主自身が介護問題を抱えている場合も多い。
そのような共通問題をテーマに、従業員の実情を踏まえながら働く意味を考えることは貴重な体験となろう。
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