2024年6月14日のヘッドライン

• 税の不公平、地方選で有権者の怒り。静岡県知事選、東京都目黒区都議補選、広島県府中町長選（岸田首相の地元）、東京都港区長選、栃木県鹿沼市長選（茂木幹事長の地元）と次々に自民敗退。
  時事通信の世論調査では内閣支持率16.4％まで低下。
  かといって野党支持も増えず、無党派層が全体の3分の2に。国民の判断、テーマごとの是々非々化へ。
  


• 国家戦略特区、「外国人医師の臨床研修」「調剤の外部委託」などを認定 ＜政府＞
  政府の国家戦略特別区域諮問会議が6月4日に開催され、5つの国家戦略特区における規制緩和事業が認定された。うち医療に関係する事業は2つ。一つは医師法の特例として、外国人医師に対し臨床研修を実施するというもの。東京圏区域会議が申請した事業で、FMF胎児クリニック東京ベイ幕張（千葉県千葉市）で、今年9月から実施予定となっている。もう一つは、薬局間で調剤業務の一部を委託する事業で、関西圏区域会議が申請した。大阪市全域で今年度中に開始する。
  ◎参考サイト：第63回　国家戦略特別区域諮問会議　配布資料
  


• 遠隔医療モデル参考書を改訂 ＜総務省＞
  総務省は5月31日、「遠隔医療モデル参考書―オンライン診療版―」の改訂版を公表した。「参考書」は、オンライン診療導入に必要な情報及び事例等を取りまとめたもので、2020年度に初版が公開された。その後、厚労省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」が一部改定され、オンライン診療可能な範囲が拡大するなど状況の変化を踏まえ、今回の改訂に至った。初版からは、▼歯科、服薬指導、へき地医療等での導入事例を追加するなど、掲載事例を充実▼医療機関及び患者の双方のメリットを分かりやすく記載▼事故事例の掲載など、サイバーセキュリティに関する記述を充実・強化▼オンライン診療に係る情報収集先等の情報を掲載――などが変更されている。
  ◎参考サイト：「遠隔医療モデル参考書―オンライン診療版―」（改訂版）の公表