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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2024年6月24日のヘッドライン
- 日本ようやく水道水のPFAS全国調査に踏み切る。
PFASは発がん性が指摘される有機フッ素化合物の一種。極めて分解されにくく、土壌や水に長期間残留。
アメリカでは既に有害物質に指定され、各種対策が進行中。国際的にも2019年に「残留性有機汚染物質」に指定されている。
今回の日本調査では甘い基準を懸念する声もある。
- 2022年度、健保組合の特定健診受診率は80.3% <健保連>
2022年度、1,119健保組合における特定健診対象者は約983万人、受診者数は約789万人で、受診率は前年度比1.5ポイント増の80.3%となったことが、健康保険組合連合会が6月7日に公表した、「特定健診・特定保健指導の実施状況」に関する速報値で明らかになった。被保険者の受診率は90.5%(前年度比0.9ポイント増)、被扶養者は47.5%(同1.4ポイント増)だった。組合別では、単一組合81.0%(被保険者/被扶養者:91.2%/50.6%)に対し、総合組合は78.8%(同:89.3%/41.0%)とやや低くなっている。特定保健指導対象者数は約144万人、指導終了数は約48万人で、実施率は前年度比2.5ポイント増の33.2%となった。
◎参考サイト:令和4年度 特定健診・特定保健指導の実施状況(速報版)【PDF】
- 高齢者等終身サポート事業者ガイドラインを公表 <政府>
政府は、病院・施設への入院・入所の手続や日常生活を支援したり、死後事務等を家族・親族に代わり支援したりする「高齢者等終身サポート事業者」に向け、遵守すべき法律上の規定や、留意すべき事項等などを関係省庁横断で整理、6月11日にガイドラインとして公表した。ガイドラインでは、契約の締結、履行に当たり、医療・介護関係者等と連携する重要性を強調。たとえば利用者が医療機関を退院する場合、退院の見通しが立ってきた際に、医療機関や担当のケアマネジャー等の関係者に、退院後に必要と想定される医療や介護の状況を確認することを求めている。
◎参考サイト:介護保険最新情報 vol.1273【PDF】
(公開日 : 2024年06月24日)