2024年7月4日のヘッドライン

• 日本人の差別意識　司法によってようやく断罪。
  最高裁旧郵政保護法に違憲判決。不妊手術の被害者に、国家賠償命ず。
  除斥期間（免責期間）を言い立てることは、正義・公平さを欠くとして、容認できないと明確な判断。
  今後、国と行動をともにした、医師側にも批判の声が向かう可能性がある。
  


• 23年度の支払い確定件数は、前年度比3.4％増の13億件 ＜支払基金＞
  社会保険診療報酬支払基金は6月25日の会見で、2023年度（23年4月～24年3月診療分）の診療報酬等確定状況を公表した。確定件数／確定金額は、13億476万件（前年度比+3.4％）／14兆9,338億円（同+3.7％）だった。診療種別に見ると、医科は、件数が6億7,708件で前年度より1.2％減ったが、金額は1.6％増の10兆3,256億円だった。調剤は4億5,760件（前年度比+10.6％）／2兆9,662億円（同+10.9％）、歯科は1億6,678件（同+4.2％）／1兆3,547億円（同+3.4％）、訪問看護は330万件（同+16.1％）／1,929億円（同+20.3％）となっている。
  ◎参考サイト：6月定例記者会見 資料
  


• 週1回投与のインスリン製剤「アウィクリ」が製造販売承認取得 ＜ノボ ノボディスク ファーマ＞
  ノボ ノルディスク ファーマは6月24日、「アウィクリ注 フレックスタッチ 総量300単位・総量700単位」（一般名：インスリン イコデク〔遺伝子組換え〕）、が、「インスリン療法が適応となる糖尿病」を適応症として、製造販売承認を取得したと発表した。「アウィクリ注」は世界初の週1回投与の新しい基礎（Basal）インスリン製剤。半減期は約1週間で、作用が長時間持続する。国内外に及ぶ一連の臨床試験プログラム（ONWARDS）を通じて、有効性と安全性が評価され、本承認を取得したという。
  ◎参考サイト：アウィクリ専用サイト