2024年7月19日のヘッドライン

• アメリカ バイデン大統領 新型コロナ感染で隔離。東京都でもコロナ感染者10週連続増加。
  一定点医療機関当たり直近一週間の患者数7.56人。
  昨年データとほぼ同様のトレンド。昨年はピークの8月に一定点当たり17人程度まで拡大。
  65歳以上の高齢者の定期予防接種は10月から。自己負担あり、金額は自治体ごとに異なる。
  懸念される熱波による免疫度低下の重症化への悪影響。
  


• シンポ「次世代の災害医療」動画の公開を開始 ＜日本医師会＞
  日本医師会は7月8日、「次世代の災害医療」シンポジウムのアーカイブ動画を特設サイトで公開を始めた。6月9日に開催されたシンポジウムは、災害医療について、災害の発生前から作動させるという新しいコンセプトを提案するとともに、未来のまちづくりのあり方、わが国の災害への向き合い方についても、広く国民的な議論を促すきっかけをつくることを目的として開催したもの。当日は、日本医師会館とWEBのハイブリッド形式で開催し、三部構成により講演やディスカッションを行った。
  ◎参考サイト：日医on-line
  


• 「認知症施策推進基本計画」素案へのパブコメ募集中 ＜厚生労働省＞
  厚生労働省は7月10日、認知症基本法に基づき策定する「認知症施策推進基本計画」の素案について、パブリックコメントの募集を始めた。締め切りは8月8日。素案は、認知症の人が希望を持って暮らせる社会の実現に向け、「国民の認知症への理解」「認知症の人の意思の尊重」「認知症の人や家族が地域で安心できる暮らし」「認知症に関する新たな知見や技術の活用」という4つの重点項目を掲げる。またその達成状況を評価するため、プロセス、アウトプット、アウトカムと段階をつけて設定する。たとえば「認知症の人の意思の尊重」では、プロセスとして、計画策定に認知症の人や家族の意見を反映している自治体数などを把握。アウトプットとしては、認知症本人ミーティングの支援や個別相談をしている自治体数などを設定。アウトカムでは、認知症の人の尊厳が保持されていると考える認知症の人や国民の割合を評価する。
  ◎参考サイト：認知症施策推進基本計画（素案）及び基本的施策(素案)に関する御意見の募集について