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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2024年7月25日のヘッドライン

  • 日本人急減、来年はいよいよ1億1,000万人台。人手不足と少子化が同時進行。
    この人口動態で自衛隊は本当に戦えるのか、緩む規律と人手不足が同時進行。
    人の活かし方に国を挙げて取り組むべき時代に。

  • HPVワクチン、積極的勧奨再開後も接種率は回復せず <阪大>
    大阪大学は7月17日、HPVワクチンの生まれ年度ごとの累積接種率を公表した。「2022年度末時点の累積接種率」→「2028年度末時点の累積接種率推定値」は、▼接種世代(1994~99年度):71.96%→71.96%▼停止世代(2000~03年度):4.62%→4.62%▼個別案内世代(04~09年度):16.16%→28.83%▼積極的勧奨再開世代(10年度):2.83%→(10~12年度)43.16%となっており、積極的勧奨再開後も接種率が回復していない実態が明らかになった。集計に当たった八木麻未特任助教らの研究グループでは、「他の小児ワクチンやパンデミック下のCOVID-19ワクチンの接種率が世界的に見て高いことから、HPVワクチンだけが特異な状況にあることが改めて浮き彫りとなった」としている。
    ◎参考サイト:阪大研究専用ポータルサイト

  • 小児への肺炎球菌ワクチン、PCV20の使用を了承 <厚労省 専門家部会>
    7月18日に開催された厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会で、小児に対する肺炎球菌ワクチンの定期接種に関し、沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)を使用することが了承された。PCV20は今年3月、小児に対して薬事承認されている。定期接種化は10月1日に開始される予定。当日はまた、帯状疱疹ワクチンの定期接種化に関する議論も行われ、厚労省ではその場合の対象年齢を65歳とする案を出した。今後、引き続き検討を行っていく。
    ◎参考サイト:第61回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会 資料

(公開日 : 2024年07月25日)
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