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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2024年8月1日のヘッドライン

  • 日銀足下の景気より、中期的経済正常化を選択。
    インフレ抑制に向け、0.25%の利上げ。アメリカは現状維持で、日米金利差縮小し、円・ドル相場は円高へ。
    セットで異常な国債買い入れを縮小、2年がかりで月6兆円から3兆円へ縮減。
    家計への悪影響避けられず、医療関係では学生ローンに打撃。

  • 「ハートシート」の製造販売承認、「適切ではない」 <薬事審議会>
    テルモが製造販売している心不全治療用の再生医療等製品「ハートシート」について、7月19日に開催された薬事審議会再生医療等製品・生物由来技術部会は、「承認することは適切ではない」との判断を下した。ハートシートは2015年9月、条件及び期限付承認を取得。テルモはその条件に基づき、使用成績調査、およびハートシートを移植しない心不全患者群を対象とした臨床研究を実施、その結果を基に昨年9月、改めて製造販売承認申請を行った。しかし審議の結果、「条件及び期限付承認時に設定した達成基準を満たさず、ハートシートを承認することは適切ではない」と判断された。安全性については、条件及び期限付承認時に確認されたリスクや有害事象を超える新たな懸念は認められていない。審議の結果を受けてテルモは、ハートシートの販売を終了し、今後は医療機関と連携しながらハートシートを移植済み患者の使用成績調査は継続。その結果を医学雑誌等を通じて情報公開していく予定という。
    ◎参考サイト:薬事審議会 再生医療等製品・生物由来技術部会 審議の概要について
    ◎参考サイト:厚生労働省 薬事審議会における「ハートシート」の審議結果について(テルモ)

  • 大手調剤チェーンと連携、処方薬の配送サービスを開始 <アマゾンジャパン>
    アマゾンジャパンは7月23日、薬局によるオンライン服薬指導から処方薬の配送まで利用できるサービス「Amazonファーマシー」を、同日から開始したと発表した。Amazonショッピングアプリ上から、「Amazonファーマシー」に登録されている薬局で薬剤師によるオンライン服薬指導を受けた後、処方薬を指定の住所に配送、または薬局の店舗で受け取ることができる。現時点では、株式会社アインホールディングス、ウエルシアホールディングス株式会社、クオールホールディングス株式会社、株式会社新生堂薬局、中部薬品株式会社、株式会社トモズ、株式会社ファーマみらい、薬樹株式会社、株式会社ユニスマイルの約2,500店で、服薬指導を受けることができる。また本サービスは、株式会社メドレーが提供する患者向け総合医療アプリ「CLINICS(クリニクス)」とも連携、クラウド診療システム「CLINICS」を導入している医療機関でオンライン診療を受けることで利用することも選択できる。
    ◎参考サイト:プレスリリース

(公開日 : 2024年08月01日)
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