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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2024年8月19日のヘッドライン
- 2025年度予算、iPS細胞を巡り、文科省と経産省が積極取り組み。
文科省は京都大学iPS細胞研究財団と連携し、iPS細胞の作成の全自動化に着目。
経産省は民間企業を連携させ、iPS関連の医薬品製造の全体自動化を狙う。
iPS細胞登場から17年、日本としてもそろそろ欲しい本格実績。
- レベレートカプセル200mg、有効期間を3年から4年に延長 <厚労省>
厚生労働省は8月9日、現在、市場流通しているMSDの抗ウイルス剤「レベトールカプセル200mg」について、有効期間を3年から4年に延長して構わないとする事務連絡を発出した。MSDから提出された報告書に基づき、特定ロットの有効期間を3年から4年に延長することは差し支えないものと判断したもの。使用期限が「令和7年(2025年)3月(2025.03と表示)まで」となっている製剤については、印字されている使用期限より1年長いものとして取り扱って差し支えない。なお、MSDによると、現在国内で流通している製剤はすべてこのロットであり、今後、本剤の新たな出荷の予定はないという。
◎参考サイト:レベトールカプセル 200mgの使用期限の取扱いについて【PDF】
- 抗がん剤治療による脱毛を抑制する医療機器、日本で初めて販売 <コニカミノルタ>
コニカミノルタ株式会社は8月7日、スウェーデンの医療機器メーカーDignitanaが開発・製造する頭皮冷却システム「DigniCap Delta」(ディグニキャップ デルタ)の販売を開始したと発表した。DigniCap Deltaは、抗がん剤治療に伴う脱毛を抑制する医療機器。患者の頭部へ装着し、頭皮を冷却することにより、血流を低下させることに加え、毛母細胞の代謝活性を低減させることで毛母細胞への抗がん剤到達量を減少させ、脱毛抑制効果を発揮する。そして脱毛の抑制は、化学療法を受ける患者の心理的負担を軽減し、QOLの向上に貢献する。コニカミノルタは日本で唯一DigniCap Deltaの独占代理店であり、国内販売は今回が初となる。
◎参考サイト:プレスリリース
(公開日 : 2024年08月19日)