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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2024年8月27日のヘッドライン

  • 溶連菌感染死亡者、2024年で早くも250人。感染者は1,333人、高い致死率を示す。
    昨年死亡者は1年で160人。2倍以上の死者数になるのは確定。
    推定感染経路は傷口が44%、子供は軽いケースが多いが、30歳台以上は劇症化する可能性。

  • エムポックスへの対応に「万全を期す」 <武見厚労相>
    コンゴ民主共和国等で感染拡大し、WHO(世界保健機関)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したエムポックスについて、武見厚生労働大臣は8月15日の閣議後記者会見で言及。「関係省庁間での情報共有や国内での検査体制等の確認を行い、政府としての対応に万全を期してまいりたい」と述べた。武見厚労相はまた、コンゴ民主共和国政府から日本で製造されているワクチン及び接種針の供与の要請を受けており、供与に向けて準備を進めていることも明らかにし、厚労省としても可能な限りの協力を行っていく意向を示した。
    ◎参考サイト:武見大臣会見概要

  • 調剤薬局では患者への声かけでマイナ保険証を推進 <日本保険薬局協会>
    日本保険薬局協会(NPhA)は今年6月から7月にかけて、調剤薬局におけるマイナ保険証推進に関する取り組みについて調査を実施、計18社1,691薬局から回答を得、8月9日にその結果を公表した。月間処方せん受付回数のうちマイナ保険証受付を実施した割合は、平均20.1%だった。患者への声かけ割合が高い薬局ほど、受け付け割合も高い傾向が見られ、患者の90%以上に声かけをしている薬局のうち、27.9%(286/1,026薬局)の薬局で、受付割合が30%以上であった。声かけ以外の取り組みで多かったのは、「啓発ポスター提示、チラシ配布」「マイナ保険証に係る相談対応」「患者ごとの声かけ状況のスタッフ間共有」などだった。また、マイナ保険証受付による薬局業務上のメリットについては、マイナ保険証受付割合30%以上の薬局で、「診療、薬剤、健診情報の確認」「重複・併用禁忌チェック」「薬物治療の質と安全性の向上」を挙げる割合が高かった。
    ◎参考サイト:マイナ保険証利活用に係る取り組み【PDF】

(公開日 : 2024年08月27日)
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