2024年8月28日のヘッドライン

• 日本感染症列島化。溶連菌に続き、マイコプラズマ肺炎も流行。
  マイコプラズマ肺炎は「オリンピック肺炎」との異名もあり、ほぼ4年に一度大流行する。新型コロナが収束に向かい国民の免疫力が落ちていることが原因と指摘する声もある。多くは軽症で済むが、時に重態化するケースもある。国立感染研の27日の発表による。
  


• 長期収載品の選定療養、変更不可・患者希望の双方にチェックがある処方箋は、医師に疑義照会を ＜厚生労働省＞
  10月から始まる長期収載品の選定療養導入に関し厚生労働省は8月21日に事務連絡を発出、保険薬局に対し、「変更不可（医療上必要）」と「患者希望」の双方にチェックの入った処方箋を受け取った場合には、処方医に疑義照会を行うなどの対応をするよう求めた。ただし、こうした処方箋が発行されることについて事務連絡は、医療機関のシステム上不可能であり、「通常は想定できない」としている。また、旧様式の処方箋で後発医薬品変更不可の理由が記載されていない場合も、同様に疑義照会を行うことを求めている。
  ◎参考サイト：長期収載品の処方等又は調剤の取扱いに関する疑義解釈資料の送付について（その2）【PDF】
  


• 介護報酬「特定事業所集中減算」の適正運用求める ＜厚生労働省＞
  特定の事業所にサービスが集中したケアプランを作成する居宅介護支援事業所に対し適用される「特定事業所集中減算」について、集中率を低く計算し減算を回避している事業所があるとの会計検査院の指摘を受け、厚労省は8月18日、適切な運用を求める事務連絡を各都道府県・市区町村に発出した。市区町村に対しては、国民健康保険団体連合会が提供している「居宅介護支援請求状況一覧表」を参照し、同一法人割合が 80％を上回っている居宅介護支援事業所から減算にかかる届出書が提出されていない場合、確認するよう求めている。
  ◎参考サイト：介護保険最新情報vol.1304【PDF】