中村十念の考えるヒント十ヵ条

Obelisk(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。

[MG10]No.57 世界は経営で出来ているを理解するヒント10ヶ条

(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 中村十念 


1.全ては経営でできていると主張している若手の学者がいる。岩尾俊兵さん、平成元年生まれである。

2.彼の経営概念の基本は、経営の目的は価値創造にあり、その価値は人類史上に無限にあるという前提である。

3.そのような主張をする人から見ると、歴史はどう見えるのであるのか。前提として国家の栄枯盛衰は理(ことわり)とされる。国家は虚構に過ぎず、常に異民族の侵略、大災害、飢饉、内乱、革命などのリスクに取り巻かれている。経営がうまく廻っている時は、このリスクもうまくコントロールされている。

4.国家は人工物であるゆえにエントロピーの法則が働き、いつか国家が「人民を幸せにする」という機能を果たせなくなる。その時に上述したようなリスクが発生すると国家滅亡となる、という訳である。

5.社会制度には耐用年数があると見るのもユニークである。例えば鎖国制である。 鎖国を開始した徳川幕府にとって、戦国時代の終焉こそが最大の目標であった。そのためキリスト教の流入と国際政治の国内介入を食い止める必要があり鎖国が制度選択された。 ・・・

Obeliskのeアカデミアコースでは、マネジメントを”考えるためのヒント”を提供しています。三人寄れば文殊の知恵です。ここではその一部を公開しています。もしご興味がございましたら、是非Obeliskのeアカデミアコースへご加入ください。

(公開日 : 2024年09月12日)
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