2024年9月25日のヘッドライン

• 延命効果大きいALS新薬承認。既存薬より500日以上の生存期間延長。
  徳島大学を中心にした医師主導治験の「メコバラミン」
  申請会社は「エーザイ」。2015年の初治験開始から複雑な経緯を辿って9年目のヒット。
  


• 急速に悪化する病院経営に、特例的な救済措置・財政支援を要望 ＜3病院団体＞
  日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の3病院団体は9月18日、各会員病院を対象に実施した病院経営調査の中間報告を公表。医業損益の前年同月比較（2023年6月／2024年6月）では減収・減益であり、病院の経営状況は急速に悪化しているとの見方を示した。また3病院団体では「このままでは地域医療に少なからず影響が出る恐れが高い。国民の声明を守るためにも、特例的な救済措置・財政支援を求める」との声明を発表した。
  ◎参考サイト：病院経営の危機的状況に対する救済措置・財政支援の要望【PDF】※日本医療法人協会のサイト
  ◎参考サイト：2024年度 病院経営定期調査 ―中間報告（集計結果）―【PDF】※日本医療法人協会のサイト
  


• 100歳以上高齢者、過去最高の9万5,000人超に ＜厚生労働省＞
  厚生労働省は9月17日、2024年度中に100歳になる高齢者が、前年度比781人増の47,888人となり、過去最高を更新したと発表した。男女別では男性6,988人、女性40,900人となっている。また9月1日時点の100歳以上の高齢者の数は、95,119人（前年比2,980人増）で、うち女性は83,958人（全体の約88％）。100以上の高齢者の数は、老人福祉法が制定された1963には全国で153人だったが、1981年に1,000人を超え、1998年に１万人を超え、2012年に５万人を超えた。
  ◎参考サイト：報道発表資料