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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2024年10月16日のヘッドライン

  • 衆院選と同時実施の最高裁判官国民審査、最高裁判事の国民選挙。
    であるのに、対象判事の情報量ほとんどなし。
    東京新聞は、最高裁判事が過去に示した判決に対する個別意見が有用と指摘。各メディアからの「個別意見」の紹介望む。
    なお、三権分立の司法部の構造については、「裁判官も人である良心と組織の狭間で」(講談社)がわかりやすい。

  • 精神障害による労災認定、医師、看護師ともに増加傾向 <政府・過労死白書>
    政府は10月11日の閣議で2024年版の「過労死等防止対策白書」を決定した。白書では、医療従事者について精神障害による労災支給決定件数について、2010~20年度の11年間のデータを分析。医師の認定事案は10-15年の6年間で10件だったのに対し、16-20年度の5年間では21件に増加、看護師では10-20件前後で推移していたのが、20年度は42件と急増した。労災認定の要因となった出来事でもっとも多かったのは、医師が「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」、看護師が「悲惨な事故や災害の体験、目撃をした」だった。発症時年齢は、医師、看護師ともに30歳代が中心だった。
    ◎参考サイト:報道発表資料

  • 紹介手数料の平均は医師98.4万円、看護師・准看護師63.4万円 <厚生労働省>
    厚生労働省は先ごろ、医療機関や介護施設が職員を採用する際に職業仲介業者に支払った手数料の調査結果を公表した。2022年度の1件当たり平均手数料は医師が98.4万円、看護師・准看護師が63.4万円、介護職員(施設/訪問)が54.6万円だった。医師の平均手数料をブロック別に見ると、四国ブロック119.5万円でトップ。以下、南関東ブロック115.2万円、中国ブロック107.2万円の順で続く。もっとも低かったのは近畿ブロックの62.6万円。続いて北陸ブロック74.5万円、北関東・甲信ブロック75.4万円となっている。
    ◎参考サイト:全国及びブロック別 職種別平均手数料(額・分布)【PDF】

(公開日 : 2024年10月16日)
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