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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2024年10月22日のヘッドライン

  • 衆院選、新聞各紙 自民過半数割れの可能性報道。
    中には、自公過半数割れの予測も。野党間の争いは立民を押す報道が圧倒的。
    “最後の1%”
    はわかりやすさの視点からマイナ保険証をめぐる政策の攻防が決め手となる公算も。

  • レプリコンワクチンに対する看護倫理学会の声明文に反論 <Meiji Seika ファルマ>
    Meiji Seika ファルマは10月9日、同社の新型コロナワクチン「コスタイベ」の安全性への懸念を示した日本看護倫理学会の声明文に対する見解を公表した。8月に発表された声明文は、コスタイベがレプリコンワクチン(自己増幅型mRNAワクチン)であることから、ワクチン自体が接種者から被接種者に感染(シュディング)するのではないかという懸念を示した。これに対し見解では、mRNAワクチンは、ウイルスのスパイク部分しか使用しないため、シュディングは起こり得ないと反論。コスタイベの臨床試験や、世界中で開発が進められている様々な疾患を対象としたレプリコンワクチンでも、シュディングは確認されていないとした。さらに声明文がシュディング発生の根拠として引用した論文は、PubMedでも検索できない信頼性の低いものであり、「そのような論文を根拠として示し、科学的知見があるかのように装うのは悪質」と、強く非難した。「mRNAワクチンの塩基配列がヒトの肝細胞のDNAに逆転写され、遺伝情報に影響する」という声明文の指摘に対しても、ヒト細胞には通常、逆転写酵素が存在しないため、ワクチンのmRNAがDNAに組み込まれることはないと反論。声明文が根拠として挙げている論文は、「特殊な条件下で実施された試験の結果であり、生体内の反応を再現しているとは言えない」とコメントしている。
    ◎参考サイト:日本看護倫理学会の声明文に対する当社の見解【PDF】
    ◎参考サイト:レプリコンワクチンに対する緊急声明(日本看護倫理学会)

  • 特設ホームページでレカネマブの情報を提供 <東京都>
    東京都は10月10日、特設ホームページ「アルツハイマー型認知症の新しい薬ができました」及び都民向け公開講座の動画を公開したと発表した。認知症抗体医薬「レカネマブ」の治療前検査や副作用のほか、アルツハイマー病に関する知識や治療に関する情報等を正確に分かりやすく掲載している。併せて、レカネマブ投与可能な都内の医療機関情報も更新した。
    ◎参考サイト:報道発表資料
    ◎参考サイト:アルツハイマー型認知症の新しい薬ができました

(公開日 : 2024年10月22日)
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