2024年11月22日のヘッドライン

• ジェネリック医薬品の「安かろう」作戦、「悪かろう」のルール違反招く。
  製薬メーカーの業界団体が、自主点検で、4割以上の品目に承認所書と不整合の製造があると発表。
  10月からの先発品の自己負担額の値上げで、ジェネリック医薬品は価格的に有利なポジションとなったばかり。
  その一方で、薬価が引き下げられコスト削減が追い付かず、売れれば売れるほど損失が発生しているメカニズムも想定される。
  我が国の医薬品提供体制に影響する事態であり、薬価問題については根本的な検討が必要である。
  


• 医療情報システムの安全管理に関するGLの概略版を公表 ＜日本病院会＞
  日本病院会はこのほど、厚労省・医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版「経営管理編」の概略版を作成、11月18日から公開している。今般、診療報酬上に「ガイドライン第6.0版に準拠していること」といった項目が増えており、理事長・院長は第6.0版の、特に「経営管理編」への理解を深めておく必要がある。しかし多忙な日常業務のなかで本編全23ページの内容をくまなく読み込むことは現実的には容易ではないことから、今回、表紙込み8ページの概略版を作成したという。
  ◎参考サイト：医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版 経営管理編（概略版）【PDF】
  ◎参考サイト：医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版（令和5年5月）＜厚生労働省＞
  


• 特定健診・特定保健指導Q&A集と検索ツールを公開 ＜厚生労働省＞
  厚生労働省は10月25日、第４期特定健康診査・特定保健指導に対応した「特定健康診査・特定保健指導に関するＱ＆Ａ集」を公開した。具体的には、今年4月以降に公表された特定健診の問５、および特定保健指導の問31を追加し、それに伴い問番号を変更している。またＱ＆Ａ集をキーワードやカテゴリーで検索できるＱ＆Ａ検索ツールも公開した。
  ◎参考サイト：特定健康診査・特定保健指導に関するＱ＆Ａ集