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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2024年12月4日のヘッドライン
- 厚労省専門部会 難病の治療薬の製造販売を承認。
対象はALS(筋萎縮性側索硬化症)治療薬のトフェルセン。
開発メーカーはバイオジェン。海外メーカーの難病治療薬の許可が続いている。
ALSの国内推定患者数は1万人以上。
- 救急搬送されても軽症ならば、選定療養費を徴収 <茨城県>
救急搬送されたものの、緊急性が認められなかった場合に選定療養費を徴収する措置が、茨城県内22病院において12月2日、午前8時30分から始まった。選定療養費の額は、筑波大附属病院の1万3,200円が最高で、土浦協同病院と筑波メディカルセンター病院が1万1,000円、東京医大茨城医療センター(阿見町)など18病院が7,700円、白十字総合病院(神栖市)が1,100円となっている。茨城県内の救急搬送件数は、2023年には14万件を超え過去最多を更新したが、その6割以上が200床以上の病院に集中し、うち約半数は軽症患者が占めるという。医師の時間外労働の上限規制強化の影響もあり、今後、救急医療現場の更なるひっ迫が懸念される状況となっていることから、今回の措置となった。
◎参考サイト:本県の救急医療の現状及び2024年12月2日(月曜日)からの救急搬送における選定療養費の徴収開始について
- インフルエンザ感染者数、5週連続で増加 <厚生労働省>
厚生労働省は11月29日、2024年第47週(11月18~24日)のインフルエンザ発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は2.36人で、前週の1.88人から0.48人・25.5%上回った。流行の目安となる1以上となったのは、山形県・福岡県・大分県・広島県・鳥取県・三重県・長野県・福島県・秋田県・岩手県だった。感染者数は1万1,617人で、5週連続で増加している。
◎参考サイト:インフルエンザの発生状況について【PDF】
(公開日 : 2024年12月04日)