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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2025年2月19日のヘッドライン
- 与党、2025年度予算は維新とのタッグで乗り切りを決断か。
細かな計算まで合意形成進む。財源的にも許容範囲で、優先順位高し。
国民民主とは財源アプローチの共有化できず。今回は将来に含みを残すB級連携。
立憲民主は堂々の正面論戦を挑んだが、高額治療費でお茶を濁してC級連携。
参院選の前に4月のアメリカ自動車関税の壁突如浮上。
時間と人が欲しい石破首相、予算案は早く上げたいところ。
- 高額療養費、多数回該当の部分は現行どおり <福岡厚労相>
福岡厚労相は2月14日の閣議後記者会見で、見直しが検討されている高額療養費制度について、多数回該当の部分は、すべての所得区分で現行の額を据え置く方針を明らかにした。全体の引き上げは当初の予定どおり行う。政府与党内で調整のうえ決定し、患者団体に伝えたという。福岡大臣は、高額療養費制度というセーフティネットを将来にわたり国民が受け続けられる環境を維持すべきという思いの一方、制度の持続可能性が危うくなっている現状、保険料負担がかなり大きくなっている中で、「ギリギリの判断」としてこうした形に至ったと説明した。
◎参考サイト:福岡大臣会見概要
- 医療機能報告制度などを盛り込んだ医療法改正法案を国会提出 <厚生労働省>
政府は2月14日、医療法改正案を国会に提出した。2040年頃を見据えた医療提供体制を確保するため、医療機能(高齢者救急・地域急性期機能、在宅医療等連携機能、急性期拠点機能等)報告制度を設ける。またオンライ診療を医療法上で正式に定義し、提供する施設に係る規定を整備する。美容医療を行う医療機関に対し定期報告義務も新設する。以上のような「地域医療構想の見直し等に関するもの」のほか、外来医師が多い地域での新規開業の抑制と、医師不足地域での医師の手当の増額といった「医師偏在是正対策」関連、電子カルテの活用促進などの「医療DXの推進」関連の項目が盛り込まれている。
◎参考サイト:第217回国会(令和7年常会)提出法律案
(公開日 : 2025年02月19日)