中村十念の考えるヒント十ヵ条
Obelisk(eアカデミア)で毎月配信中のマネジメントに役立つヒント十ヵ条の一部を公開しています。
[MG10]No.65 トランプ関税戦略を考えるヒント十ヶ条
(執筆者)俯瞰マネジメント研究会 | 中村十念
1.関税とは、輸入品に対して賦課される税金のこと。関税は輸入国の消費者の負担で輸入国の国庫収入となる。
2.例えば、関税率50%が設定されると、これまで非課税で100円で輸入されているものは、150円となり、輸出業者は輸入業者に150円を請求する。輸入業務は100円であったものを税込150円で販売する。
3.つまり関税の負担は、原則として輸入国側の消費者の負担となる。
4.輸入国の物価は当然上がる。物価が上がると金利も上がる。そうなると国民の実質所得は下がる。 実質所得が下がると購買力も下がり、全体が不況モードとなる。不況になると倒産が増え、失業も発生する。
5.国庫は民間から資金が移転した分、裕福である。そこで不況脱出のため減税政策が打たれる。 ・・・
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(公開日 : 2025年04月10日)