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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2025年6月2日のヘッドライン

  • 小泉流「着眼大局、着手小局」国民受け。
    火のついた消費者のバイイングパワー農家、農協も巻き込む勢い。
    溜め込んだ入札備蓄米も市場放出せざるを得ず。
    大局に逃げ込もうとした野党も行き場失う怖れ。米流通の闇が明らかになり、自民党内の意識にも変化。
    国民の常識になる「古米」のおいしい食べ方。

  • アルツハイマー病診断、血液検査用試薬がFDAから初の承認 <H.U.グループHD>
    検査大手の富士レビオグループ傘下のFDI(Fujirebio Diagnostics, Inc./米・ペンシルバニア州)が開発したアルツハイマー病診断補助用の検査試薬が、このほどFDA(米国食品医薬品局)の承認を得た。富士レビオグループの持株会社であるH.U.グループHDが5月19日に明らかにした。今回承認された試薬は、血漿中のpTau217およびβ-アミロイド1-42を測定し、その比率を評価することで、脳内アミロイドβの蓄積状態を把握する補助として用いられる。FDIは、脳脊髄液中のβ-アミロイド 1-42とβ-アミロイド1-40 の比率を測定する検査試薬も22年5月にFDAより承認を取得している。今回の試薬は、これに続くもの。血液バイオマーカーの測定試薬は、被検者への侵襲性を低減と検査の簡便性から、より広く検査の機会を提供できるものとして期待されている。
    ◎参考サイト:プレスリリース【PDF】

  • 准看護師養成停止の主張を改めて周知 <日本看護協会>
    日本看護協会は5月12日、公式サイト内の「准看護師制度について」を更新し、「准看護師養成を停止し、看護師に一本化すべき」という従前からの主張を、改めて確認・周知した。更新されたのは、「准看護制度の概要、現状」のコーナー。現代の看護職には、医療の高度化・複雑化等に対応するため自律的に判断し行動できる能力が求められているにもかかわらず、准看護師は看護を行うには看護師等の指示が必要な資格であり、現在の医療・国民のニーズに対応するには、教育内容、時間ともに不足している――。こうした理由から日看協は一貫して、准看護師養成の停止を訴えてきた。「准看護師制度の概要、現状」の中では、看護職養成数全体に占める准看護師養成数の割合はわずか10%であり、准看護師学校養成所入学者の18%が退学などで卒業しておらず、卒業後すぐ、准看護師として就業する割合も62.4%と低い、准看護師の求人数は看護師の求人数に比べて圧倒的に少ない――といった資料を示し、准看養成停止の論協としている。
    ◎参考サイト:看護職を目指す皆さまへ(准看護師制度について)

(公開日 : 2025年06月02日)
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