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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。

2025年6月3日のヘッドライン

  • 農協も頭絞って奇手奇策。入札備蓄米の買戻し請求か。
    早朝から行列する国民の姿に少しでも報いられるよう、これに応諾しよう。
    ただし既放出米の利益分は差し引くのを忘れずに。
    またそのような業者の入札資格の取り消しも当然のこと。
    次の段階では、逆ザヤ覚悟の農協からの放出も十分有り得る。

  • 抗凝固薬の投薬量のミスを認め、視床出血で死亡した患者の遺族と和解 <愛知県岡崎市>
    愛知県岡崎市は5月16日、市民病院に入院していた70代の男性患者が脳出血で死亡した原因は、抗凝固薬の投与量の誤りであったことを認め、遺族と和解したことを明らかにした。男性は2023年5月に胆管がんで入院。脳梗塞予防のために持参した抗凝固薬(エドキサバントシル酸塩水和物錠60mg/日)の投与を再開したところ、6月9日に視床出血を発症。同日、薬剤師が所属長および医療安全管理室にインシデント報告したものの投与は続き、翌10日に死亡した。男性は入院中の血液生化学検査で中等度の腎機能障害が認められており、抗凝固薬を投与する際は、通常の半量に減量すべきところ通常量を投与したため、視床出血を発症した。市側はこうした経緯を踏まえ、抗凝固薬の投与量の誤りと死亡との因果関係は否定できないため、損害賠償として1,000万円を支払うことで過失を認めた。
    ◎参考サイト:報道発表資料

  • 7月20日を「ヘルプマークの日」に制定 <東京都>
    5月16日、東京都は新たに7月20日を「ヘルプマークの日」に定めると発表した。義足や人工関節、内部障害や難病など、外見からわからなくても援助や配慮を必要としていることを周囲に知らせるヘルプマークは2012年に都が作成、17年にはJIS規格に登録され、現在は全都道府県で導入されている。都では、今年9月に世界陸上、11月にデフリンピックが東京で開催される機会をとらえ、これまで以上にヘルプマークの意義を広めることを狙い、JIS規格への登録日である7月20日を「ヘルプマークの日」に定めた。今後、デジタルサイネージやSNSなどを活用し、広く都民に周知するほか、都庁舎および隅田川に架かる10の橋を、マークの基調色である赤色にライトアップする予定という。
    ◎参考サイト:報道発表 小池知事記者会見

(公開日 : 2025年06月03日)
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