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≪医療関連ニュース≫
主に医療機関や介護福祉関係にお勤めの方向けに、役立つ医療関連ニュースをピックアップして配信しています。
2025年6月19日のヘッドライン
- G7を一日でサヨナラ、トランプ氏。
漂流始めた民主主義国家連合体。結局度の戦争も抑制できず、力の限界を露呈。
国力低下の原因はインフレによる経済力の低下とそこから波及する社会保障力の低下。全体主義国家と民主主義国家の分断・分裂深まる世界情勢。 - 新たな希少がん分類を策定 <国立がん研究センター>
国立研究開発法人国立がん研究センターは6月10日、新しい希少がん分類:NCRC(New Classification of Rare Cancers)を策定したと発表した。NCRCでは、がんが発生することが少ない臓器31部位のがんと、がんの発生が多い臓器だが、発生が少ない特定の組織型のがん364種を希少がんに分類した。また、NCRCに従い全国がん登録データを解析したところ、2016年から2019年に日本で診断されたがんの約2割が希少がんに該当し、全体としては決して「希少」とは言えないことも明らかになった。同センターでは、実臨床に即した希少がん分類を政策に活用することにより、日本の希少がん対策が進むことが期待されるとコメントしている。
◎参考サイト:研究トピックス
- 訪問介護事業者に対し、独自の緊急財政支援へ <東京都品川区>
東京都品川区の森澤恭子区長は6月10日の記者会見で、本年度と来年度、区内の訪問介護事業者に対し独自の緊急財政支援を行うと発表した。実際の介護給付を基に、2024年度介護報酬改定による基本報酬引き下げ分との差額を補填する。対象は60事業所、1事業所当たりの年間支給額は12~240万円を想定し、本年度分の事業費3,930万円を盛り込んだ補正予算案を、26日開会の区議会に提出する。昨年度の改定で訪問介護の基本報酬が2〜3%引き下げられたことに伴い、同区内の訪問介護事業所の半数以上が減収となり、4事業所が廃止になったという。森澤区長は、「特に小規模な事業所が大きな打撃を受けている」「訪問介護と高齢者の命を守るため、緊急的・臨時的な対策を講じ、政府による現場の実態に即した報酬改定を待ちたい」と述べた。
◎参考サイト:令和7年6月10日(火) 森澤区長記者会見(YouTube) 記者会見資料【PDF】
(公開日 : 2025年06月19日)